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公開日: 2023年5月1日

インビザライン矯正で後悔・失敗しないために知っておきたい注意点

インビザライン矯正の治療をするか、迷っているかたの中には、インビザライン矯正をして、後悔したくないために、迷っている方も多いのではないでしょうか?インビザライン矯正にかかる費用は、高額になるため、高額な費用を払って、治療で後悔や失敗をすることがないようにしたいといった気持ちがはたらきます。
この記事では、インビザライン矯正で後悔していることはある?失敗することはあるのか?といった疑問点について、解説します。記事を最後まで読んで頂き、インビザライン矯正の治療を迷っている方の参考になるよう整理します。

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インビザライン矯正とは

インビザライン矯正とは

インビザライン矯正は、アメリカが発祥のマウスピース矯正治療のひとつです。まず、インビザライン矯正のメリットやデメリットについて解説します。

インビザラインは、歯列矯正装置としては初めてとなる、グットデザイン賞を2022年に受賞しています。優れたデザイン性と、治療中の QOL の維持・向上が評価されています。

インビザライン矯正のメリット

インビザライン矯正のメリットには、以下の点があります。

装置が目立たない
取り外しができるので衛生的
通院回数が少ない
痛みや口内炎が起きにくい
金属アレルギーの心配がない
幅広い治療が可能

これらのメリットから、インビザライン矯正は人気のある実績を持つ治療法です。インビザライン矯正は専門の医療機器で設計、作製されます。専門医が診断して行う治療です。

インビザライン矯正のデメリット

以下に、デメリットについてまとめます。

装置の装着時間が長い
こまめにと食べ物を摂取できない
治療困難なケースがある

インビザライン矯正はマウスピース矯正であり、患者さんの自己管理が重要になる点が特徴的です。インビザライン矯正の治療期間は、1年から3年ほどになります。ですので、ある程度の長期にわたり毎日、治療上に必要な注意をはらい続けながらの生活になります。マウスピースの装着時間が短いと、効果が表れにくいといった特徴があります。

インビザライン矯正で治療が困難な例を無理にインビザライン矯正で治療すると、治療後の嚙み合わせの悪化といった、状況になります。

インビザライン矯正の失敗例

インビザライン矯正の失敗例

インビザライン矯正の失敗には、どのようなことがあるのか説明します。この点を知っておくことで、治療中に異常を感じた際には、担当の歯科医師へ適切に相談できるようになります。

歯茎がさがったことによる歯根の露出

歯根の露出は、インビザライン矯正など、すべての矯正治療の副作用の結果、起こることがあります。

歯根とは、歯の構造上の歯ぐきの下に隠れている部分です。この通常であれば歯茎の中に隠れている部分が、出てきてしまっている状態を「歯根の露出」といいます。

歯根の露出の原因は、歯肉退縮です。歯肉退縮の状態では、せっかく整えた歯並びでも、歯と歯ぐきのバランスが崩れてしまい、審美性に欠けてしまいます。また、歯肉の退縮は、歯根の露出だけでなく、知覚過敏や歯がぐらぐらするといった自覚症状になることもあります。

インビザライン矯正の治療で、歯根の露出が生じてしまうのは、歯ぐきに強すぎる圧力が加えられすぎるためです。インビザライン矯正の治療計画は、専門の医療機器で設計されます。その上で、マウスピースが作製されます。

この専門の医療機器が計画した案が、無理のないものであるかは、歯科医師が判断する必要があります。口腔内写真やCT画像をすり合わせ、歯ぐきの状態を査定した上で、治療計画を考える必要があります。治療経験のある、専門的知識を持った医師に治療をお願いした方が良いのはこのためでもあります。

また、治療の途中で、マウスピースに異常がみられた際には、至急クリニックへ相談しましょう。異常のあるマウスピースを装着し続けないようにしましょう。

歯みがきをしている際の違和感や痛みなど、気づいたことを気軽に相談できるクリニックを選ぶことも大切です。何か異常があれば、担当医師が判断して、治療前の口腔内写真との比較などから、歯根露出のリスクを早期発見することができます。その上で、計画の評価や追加などをしていくこともあります。

こういった治療が始まった後でも、計画の評価や追加ができることは、マウスピース矯正のメリットでもあると言えます。

正中のずれ

インビザライン矯正の治療後で、歯ならびが整ったのに歯の正中がずれるということがあります。歯の正中がずれている状態は、治療後でも、まだ歪みが残った状態です。噛み合わせなどが不安定な状態を放置しておくと、顎関節症の症状がでてしまうことがあります。

顎関節症は顎の痛みや違和感を生じる慢性疾患で、頭痛や肩こりの原因になります。

部分矯正のみでの対応でこのようなことがあります。治療方法の選択は、経験のある専門医へ相談しましょう。治療の途中でも、ご自身でチェックして、急に嚙み合わせが変化した場合などには、クリニックへ相談が必要です。

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噛み合わせの悪化

正中のずれとも関係がありますが、治療で部分的に歯列が整っても、全体の噛み合わせがうまくいかなくなることがあります。本来、インビザライン矯正の治療では、歯列の全体を評価して、治療のゴールが設定されて、計画が設計されます。しかし、全体矯正が必要なケースに、部分矯正の治療を適応してしまうといった判断があると、治療後にかえって嚙み合わせが悪化するケースがあります。また、抜歯が適切に行われずに治療をした場合もかみ合わせに問題が生じるケースがあります。

このように、歯科矯正後も嚙み合わせがずれてしまっている状態は、放置できません。顎のずれによって、うまく噛むことができず、顎に負担がかかり続けることによって、顎関節症の症状が出る場合があります。顎関節症は、頭痛や肩こりの原因になる慢性疾患です。再度矯正治療により、噛み合わせを改善する必要があります。

このようなことは、ワイヤー矯正でもおきる可能性があります。インビザライン矯正中に、マウスピース装着時の痛みやうずきの変化があれば、担当医師に相談しましょう。インビザライン矯正は、治療の途中でも再度計画の修正や追加が行える治療でもあります。この点は、マウスピース矯正のメリットともいえます。

患者さんの希望を歯科医師に伝えることができますが、歯科医師は状態を適切に判断して、患者さんと話し、治療方針を決めて行く必要があります。歯列について、見かけのきれいさといった事のみでなく、嚙み合わせといったことを全体的に考えてくれる歯科医師へ治療をお願いしましょう。

時間が長期間になることもある

インビザライン矯正の治療期間は、1年から長くて3年です。インビザライン矯正を計画した時点で、治療にかかる期間を大まかに把握することが可能です。

しかし、個々の方の状況により、歯の動き方に違いが生じます。なので、計画当初の予定期間を超過する可能性もありえます。インビザライン矯正に限らず、矯正を行う場合にはこういったことはあります。歯の動き方の状況に応じて、無理な負担が歯や歯ぐきにかからないように治療を調整することが、副作用を起こさないためにも大切です。

治療が長期間になると、マウスピースを装着する期間が長くなり、生活する上で、ケアを継続する根気が必要になります。このことに、嫌気がさしてしまう方もいらっしゃいます。インビザライン矯正が長期間になり、可能性を考えて、治療を始められるとよいでしょう。セルフケアを長期間継続する気持ちが大切になります。

効果が薄かった

マウスピースを装着する時間が少ないと、インビザライン矯正の効果が薄いと感じられる場合があります。インビザライン矯正の治療ではマウスピースを1日20時間以上装着する必要があります。毎日のことですので、続けることに気持ちが向くように、習慣化の継続をサポートするアプリ等の使用もおすすめです。

さらに、ワイヤー矯正では途中で計画を練り直すことができませんが、インビザラインなどのマウスピース矯正では、計画通りに治療が進まなければ、途中で新たに設計したり、計画修正したりすることができます。

虫歯・歯周病になった

虫歯の発生もインビザライン矯正では、注意が必要です。インビザライン以外のマウスピース矯正でも同様です。マウスピースを清潔に保ち、歯みがきをしっかり行いましょう。

マウスピースの装着中は、唾液の自浄作用が減るため、歯周病菌が繁殖しやすく、歯周病も悪化しやすい状況があります。

普段の歯みがきをしっかり行うこと、歯間ブラシを併用することをおすすめします。歯みがきをしっかり行うことでプラークを除去できます。プラークの中には、歯周病菌が多く繁殖します。なので、歯みがきをしっかり行うことで、歯周病菌による歯肉の炎症が抑えられます。

また、食事中にはよく噛むことも大切です。よく噛むことで、唾液の分泌量が増えます。唾液の分泌が増えれば、口の中の自浄作用が増します。唾液は、アミラーゼという消化酵素を含み、消化を助けますので、胃腸にもやさしい方法です。

治療後、後戻りした

インビザライン矯正で治療が終了したあと、半年から1年は、歯が後戻りしやすい状態です。インビザライン矯正中は、マウスピースを装着することで歯や歯ぐきに矯正の圧力が加わっています。インビザライン矯正が終了すると、この圧力から解放された歯や歯ぐきがもとの形へもどる現象がおきます。

なので、治療後に歯や歯ぐきの筋肉などの組織を、インビザライン矯正が終了した時点の歯列で維持できるように、保定期間が必要になります。

この保定治療の期間は、半年から1年になります。布袋専用の装置を装着して、一定の時間を過ごしていただきます。個々の状況により、その装着時間や保定期間は異なります。

インビザライン矯正が終了しても、この保定目的の専用マウスピースをつける必要がある事を認識しておく必要があります。

インビサライン矯正の治療で失敗しないために知っておきたい注意点

インビサライン矯正の治療で失敗しないために知っておきたい注意点

これまで、インビザライン矯正で考えられる後悔や失敗の例について、説明してきました。
そのうえで、後悔や失敗を減らすために注意すべき点について、整理します。

クリニック選び

インビザライン矯正の治療は、専門的な知識や治療実績を持つクリニックで、施術してもらうことが大切です。歯ならびや噛み合わせの改善をめざして、じっくりとクリニック選びをされることをおすすめします。

また、治療の途中であっても、不快な症状や疑問点を伝えたのに、対応してもらえない場合には、セカンドオピニオンを検討することも一つの案です。

セカンドオピニオンとは、現在の主治医の意見を十分に聞いたうえで、主治医ではない医師の考えを聞くことを言います。かならずしも、転医の結果になるとも限らず、治療の適正さなどを総合的に判断するための情報をえる事です。

疑問点をカウンセリングで相談すること

インビザライン矯正のマウスピースは、完全カスタムメイドで、それぞれの人の治療に合わせたものです。しかし、治療中にマウスピース装着時の痛みが強い場合、うずきが継続する場合には定期受診の際に、必ず担当の歯科医師へ症状を伝えましょう。 定期受診まで日にちがあく場合には、クリニックへ相談して診察日などを調整してもらいましょう。

保定装置を正しく装着する

インビザライン矯正中、マウスピースの装着は歯科医師の指示通り行いましょう。装着時間を守ること、装着するマウスピースの交換時期を守ることに注意しましょう。また、インビザライン矯正後の後戻り予防のためには、保定装置を歯科医師の指示通りに装着する必要があります。時間がかかっても、インビザライン矯正を成功させるために、この点は、大切です。

まとめ

というわけで、今回はインビザライン矯正で考えられる失敗例などについて、治療中の注意点についても、詳しく解説してきました。

インビザライン矯正は実績のある治療です。副作用などのことを知り、治療を行う事で手に入るメリットもかなり多いです。失敗例や注意点について知りながら、治療を行うことでより確実に、美しい歯並びを手に入れて、きれいな見た目に変身してみませんか?

もしインビザライン矯正にご興味があるのであれば、WITH DENTAL CLINICで矯正治療をされるのがおすすめです。
無料カウンセリングを受けることも出来ますし、メールでの無料相談窓口もあります。

WITH DENTAL CLINICで施術を受けて、健康的な口元を取り戻してみられてはいかがでしょうか?

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