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公開日: 2023年5月1日

インビザライン矯正のゴムかけとは?種類や効果・期間・注意点を解説

歯列矯正の方法にはいくつか種類がありますが、従来よく使われていたワイヤーを使った矯正以外にも、マウスピースと医療用ゴムを使った方法があります。

このマウスピースと医療用のゴムを使った矯正をインビザライン矯正と呼ばれ、禁煙人気となっています。

この記事では、インビザラインの特徴やゴムかけによる効果、注意点などについて解説しています。

歯列矯正でインビザライン矯正を検討している方は参考にしてみてください。

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インビザラインの特徴

インビザラインの特徴

インビザラインは、マウスピースを使った矯正の一つです。1999年にアメリカで始まった治療法で、現在では世界中の人々がインビザライン矯正の治療を受けています。

インビザライン矯正は、前歯だけでなく奥歯も動かすことができるのが特徴で、さまざまな歯並びの方の治療が可能です。

従来行われていたワイヤーを使った矯正と比較すると、治療期間が若干長くなることがありますが、インビザライン矯正は矯正中も生活に影響が少ないことから、近年人気がある治療法となっています。

透明なので目立たない

インビザラインで用いるマウスピースは透明になっているため目立ちにくくなっています。
これまでのワイヤー矯正の場合、口を開けると矯正中であることが周囲の人に分かっていましたが、インビザライン矯正ではその心配がありません。

特にサービス業や営業職などの仕事をしていると、矯正中は見た目の印象が変わるため、歯の矯正治療をためらうことが多くなっていました。

インビザライン矯正の場合、歯の上に透明なマウスピースを被せるだけなので、見た目の印象をほぼそのままの状態で歯列矯正ができます。

着脱が可能

ワイヤー矯正の場合、一度装着すると矯正が完了するまで装着し続ける必要があります。

インビザライン矯正の場合、装着するマウスピースは食事や歯磨きの際に着脱することが可能です。
そのため、矯正前と同様に自分の歯で食事が行えますし、歯磨きも従来通り行えるため、虫歯や歯周病になりにくいという特徴もあります。

衛生的

インビザライン矯正で使うマウスピースは、治療を始める前にすべてのマウスピースを作成します。
そして、作成したマウスピースは1〜2週間に一度の間隔で、新しいものに交換します。

ワイヤー矯正のように装着したままではなく、定期的に新しいものに交換するため、常に衛生的に使うことができます。

インビザラインのゴムかけとは

インビザラインのゴムかけとは

インビザライン矯正ではゴムかけが重要です。このゴムかけは治療期間や治療が成功するかどうかに大きく影響します。

ゴムかけ治療では、自分の歯やマウスピースに丸い突起のような装置をつけ、突起状のボタンをつける場所がカットされていて、その部分にボタンをつけてゴムをかけます。

この突起はマウスピースの上下に数ヶ所存在し、口を開けたときに目立つ部分は目立たない透明になっていて、目立たない奥歯の方は金属製となっています。金属製のほうが外れにくいという特徴があります。

インビザラインのゴムかけの種類

インビザラインのゴムかけの種類

インビザラインのゴムかけは、かけ方に種類があり、それぞれ効果が異なります。
ここでは、ゴムかけの種類について紹介します。

Ⅱ級ゴム

Ⅱ級ゴムは、主に出っ歯を矯正する場合に使用します

歯の矯正としては、上の歯を後ろに、下の奥歯を前に移動するので、ゴムかけは上顎の前から3番目の歯と下顎の前から6番目の奥歯にゴムをかけます。

Ⅲ級ゴム

Ⅲ級ゴムは、主に受け口を改善する場合に使用します

矯正としては、上の歯を前へ、下の奥歯を後ろに移動するので、ゴムかけは上顎の前から6番目の歯と下顎の前から3番目の歯にかけます。

垂直ゴム

垂直ゴムは、主に開咬(かいこう)の改善のために使用します
開咬とは、歯を噛み合わせたときに、上下の前歯が大きく開いている状態のことを指します。

ゴムかけは、縦に引っ張り合うように、上下の歯に垂直にかけます。

交叉ゴム(クロスゴム)

交叉ゴムは、主に交叉咬合(こうさこうごう)を改善するために使用します

交叉咬合とは、噛んだときに歯並びの途中で上下の噛み合わせが左右にずれている状態のことを指します。

歯の矯正としては、上下の同じ歯に噛み合わせをまたぐように、表側と裏側にかけます。

インビザラインのゴムかけの効果

インビザラインのゴムかけの効果

インビザラインのゴムかけは、上下のズレを改善して噛み合わせをよくするという効果がありますが、歯の移動を補助する目的で使います。

ゴムかけに使うゴムは、高い効果を出すために強い力で引っ張る必要があるため、太くて短いものを使用します。

ゴムの太さは、6〜9mmのものや、直径で5〜10mmのものが主流です。

インビザラインのゴムかけの使用方法

インビザラインのゴムかけの使用方法

インビザライン矯正でゴムかけが必要になると、歯の表面にボタンという装置をつけ、ゴムをかけて引っ張ります。

ボタンには種類がいくつかあり、白い樹脂製のもの、フックがついているもの、金属製のものがあり、歯を動かす方向によって、適切なボタンを装着します。

ゴムかけを手で行うのが難しい場合、「エラスティックホルダー」という道具を使用することがあります。

まれにゴムの力でボタンが取れてしまうこともあります。この場合、歯科医院に診察してもらい、ボタンを付け直してもらう必要があります。

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インビザラインのゴムかけ使用における注意点

インビザラインのゴムかけ使用における注意点

インビザラインでゴムかけを行う場合、注意すべき点がいくつかあります。

まず注意する点としては、ゴムを毎日新しいものに交換するということです。
ゴムは口の中にあるため、唾液が付着することで細菌や雑菌が繁殖しやすくなっています。

インビザラインに使うゴムは唾液に耐久性があるものを使用しますが、長期間口内に装着していると、徐々に劣化してしまいます。

そのため、インビザラインのゴムは毎日必ず交換し、可能であれば決まったタイミングで交換するようにしましょう。

また、ゴムかけをすると不快感がある場合がありますが、これを我慢して続けることで歯並びが矯正されるため、外さず付け続ける必要があります。

ゴムを装着するのを忘れるのを防ぐために、普段のルーティーンに組み込む方法があります。
ゴムかけは鏡を見ながら行うため、歯磨きの後などに装着するようにすると、忘れずに装着できます。

インビザラインの矯正中は、さまざまな悩みやトラブルが発生することがあります。

この場合は、放置せずにすぐに歯科医院で受診して相談するようにしましょう。また、トラブルや違和感などがあれば、メモを取るようにしましょう。

メモなどで記録しておくと、定期診断などで相談したときに対処することができます。

インビザラインのゴムかけの期間

インビザラインのゴムかけの期間

インビザラインのゴムかけを行う期間は、口の中の状態やゴムのかけ方によって異なりますが、一般的には数ヶ月程度が多くなっています。

ただ、1日の装着時間が短かったり、ゴムかけを行っても歯が動きにくい場合は、さらに期間がかかる場合もあります。

ゴムかけの期間が長くなるか短くなるかには個人差がありますが、正しく装着するなど、期間を短くする方法はあります。

ゴムかけでよくある悩みと対処法

ゴムかけでよくある悩みと対処法

インビザライン矯正でのゴムかけは、マウスピースを着脱するたびに、自分ですべて行う必要があります。

特にゴムかけを始めたばかりの段階では、ゴムかけ自体に慣れていないこともあり、悩みをかかえる方も多くなっています。

ここでは、このゴムかけでよくある悩みとその対処法について紹介します。

ゴムを装着するのが難しい

インビザライン矯正のゴムかけで、一番多い悩みがゴムかけが難しいという点です。

慣れないうちは上手くゴムかけができず、かなり時間がかかってしまうこともあります。

インビザラインで使うゴムは小さく、さらに口の中にある小さい突起物にかけるのは難しい作業になります。

ただ、このゴムかけを正しく行えるかどうかがインビザライン矯正の成功に大きく影響するため、挫折せずにゴムかけを行うようにしましょう。

どうしても難しい場合はエラスティックホルダーという道具もあるため、上手く活用するなど、自分でやりやすい方法を見つけるとスムーズにゴムかけができるようになります。

ゴムが痛い

インビザラインのゴムかけは、1日に20時間以上装着する必要があります。

かなり長時間ゴムで引っ張られるため、中には痛みを感じる方もいます。また、痛みの種類も人により違いがあります。

一番多い痛みは、ゴムかけを始めたばかりの時期の痛み、マウスピースの着脱時にゴムをかけ直すときの痛みです。

ただ、この痛みは期間が経つと次第に慣れてくるため、痛みを感じにくくなります。

ゴムが切れる

インビザラインのゴムかけでは、食事をするときはマウスピースを外し、ゴムかけも外します。
ただ、ゴムをかけ直すのは手間なので、ゴムかけをしたまま食事をするケースもあります。

もしゴムかけをしたまま食事をすると、食べ物を咀嚼した際にゴムが外れてしまったり、食べ物に含まれる成分によりゴムが劣化することもあります。

また、ゴムが切れてしまうこともあり、ゴムは強い力で引っ張っているため、口の中を怪我をする可能性もあります。

食事のたびにゴムを外すのは手間がかかりますが、食事の前にはマウスピースとゴムは外すようにしましょう。

インビザラインのゴムかけをさぼるとどうなる?

インビザラインのゴムかけをさぼるとどうなる?

インビザラインのゴムかけは、装着に手間がかかるため、さぼってしまう方もいるようです。

ただ、ゴムかけを正しく装着しないと、さまざまなデメリットがあります。

まず挙げられるのが、治療が計画通りに進まないという点です。

ゴムかけを長期間していないと、治療期間が延びてしまい、さらに矯正の仕上がりが本来のものと異なる可能性もあります。

ゴムかけでは、歯を強い力で引っ張ることで移動させますが、ゴムかけを辞めてしまうと、歯が元の位置に戻る場合もあります。

ゴムかけを長期間しない場合は、インビザライン矯正の意味がなくなってしまうため、必ず正しい装着方法でゴムかけをしましょう。

インビザラインのゴムかけ使用における注意点

インビザラインのゴムかけ使用における注意点

インビザラインのゴムかけは、矯正の仕上がりに影響する重要な要素です。
そのため、ゴムかけでは注意すべき点があります。

ここでは、このゴムかけを使用する際の注意点を紹介します。

装着時間・期間を守る

インビザラインのゴムかけは、指定された装着時間と期間は必ず守りましょう。
たいていの場合、マウスピースを装着している期間はゴムかけをしておく必要があります。

ゴムかけを始めたばかりの時期など、つけるのに時間がかかり痛みがある場合もありますが、通常は1〜2週間程度で慣れてきます。

インビザライン矯正を成功させるためにも、装着時間と期間は指示された通りに装着しましょう。

鏡を見ながら装着する

インビザライン矯正のゴムかけでは、マウスピースのゴムをかける場所に切り込みが入っているため、かける場所が分かりやすくなっています。

ただ、慣れるまではゴムかけは難しいため、最初は鏡を見ながらかけるようにしましょう。
慣れてくると鏡を見ない状態でもゴムかけができるようになります。

1日20時間以上装着する

インビザラインのゴムかけは、1日20時間以上装着することになっています。

1日のうちほとんどの時間ゴムかけをする必要がありますが、矯正で必要な処置なので、装着時間は必ず守るようにしましょう。

装着時間が短いと、治療期間が長くなったり、矯正自体が失敗することもあります。

毎日交換する

インビザラインのゴムかけで使用するゴムは専用のものを使うため、普通のゴムと比べると強度があります。

ただ、長期間使用し続けるとゴムが劣化し、引っ張る力が弱くなってしまいます。
そのため、ゴムは1日1回は必ず交換するようにしましょう。

また、毎日交換していても、ゴムが緩くなったと感じたら交換することを検討しましょう。
ただし、ゴムの数が足りなくなることがあるため、予備のゴムをもらっておく必要があります。

まとめ

ここまで、インビザライン矯正のゴムかけの特徴や種類、効果や付け方について紹介しました。

インビザラインのゴムかけは、マウスピースに引っ掛けて強い力で引っ張ることで歯を矯正します。

ゴムかけは慣れるまでは装着が難しく、痛みを感じることもあります。

もし痛みや違和感が続く場合は、歯科医院で受診してもらう必要があります。

インビザライン矯正を検討している場合、WITH DENTAL CLINICで矯正治療をするのがおすすめです。
無料カウンセリングを受けることも出来ますし、メールでの無料相談窓口もあります。

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