公開日: 2023年5月1日
部分矯正・前歯矯正ですきっ歯は治せる？治療方法や費用、期間を解説
すきっ歯とはどういうものかが分からないという方もいることでしょう。
この記事では、すきっ歯とはどういうもので、治療方法にはどういう矯正方法があるのか、治療費はどのくらいで、治療期間はどのくらいかかるのかなどを詳しく紹介します。
すきっ歯を治療するのに部分矯正という方法もあり、その種類ややりかたについても紹介します。
また、すきっ歯でも部分矯正では治せない症状もあり、その点についても紹介するので、知っておきましょう。
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部分矯正ですきっ歯は治る？
すきっ歯でみっともないので直したいと思っているときに、どのような治療方法があるのかわからない、治療できるものなのかなどと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
ここでは、そもそもすきっ歯とはどういうもので、治療法はあるのかなどについて詳しく紹介します。
そもそもすきっ歯とはどういう状態？
すきっ歯とは一体どういう状態のことなのでしょうか？
すきっ歯とは、歯と歯の間に空間ができている状態のことです。
別名は空隙歯列（くうげきしれつ）とも言われている状態のことです。
歯でもいろいろな場所ですきっ歯になることがありますが、その中でも前歯がすきっ歯になることを正中離開と呼びます。
すきっ歯の矯正を行う人の多くがこの正中離開が気になってから治療されます。
すきっ歯になる原因にはいくつかあります。
先天性のもので、DNAを受け継いでから前歯の大きさが小さいというケースです。
DNAで前歯が小さい人は歯と歯の間にすき間ができやすく、中には半裸日が悪くて隙間ができることもあります。
次によくあるのが、永久歯が生えてこないですきっ歯になることです。
通常は28本の永久歯が生えますが、何かの影響で27本しか生えないというケースではすきっ歯になります。
また、その逆もあり、生えてくる本数が多いときもすきっ歯になるケースがあるのです。
次に多いのが、子どものころからの指しゃぶりの癖が治らない方は、内側から歯が押されてから広がってしまいすきっ歯になるケースがあります。
また、指しゃぶりはしないが、舌で歯の裏側から雄ケースもすきっ歯になることがあるのです。
次に、歯周病になった時に、歯が浮いてから隙間があきすきっ歯になることがあります。
最後に、歯ぎしりもすきっ歯になる原因になります。
夜寝ているときに歯ぎしりをしてしまってから、すきっ歯になることもあります。
すきっ歯の主な治療法とは？
前章ですきっ歯とはどういうもので、原因について紹介してきました。
そんなすきっ歯の治療法にはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的なすきっ歯の治療法として、ワイヤー・ブラケット矯正、マウスピース矯正、セラミック矯正の3つがあります。
ワイヤー・ブラケット矯正とは、歯の矯正としては一番多い治療法で、治療実績も多く治療費が安くする方法です。
ただし、デメリットもあり、汚れが溜まりやすかったり食事中に矯正装置が気になることもあります。
治療期間は3カ月から1年程度かかり、費用は20万円～40万円程度です。
マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを制作して装着してから歯の矯正を行います。
マウスピース矯正のメリットは自分で自由に取り外しができるということです。
食事の時や歯磨きの時に、外せるので、日常生活で矯正装置をあまり気にする必要がありません。
治療期間は半年から1年程度で、費用は55万円ほどです。
最後にセラミック矯正とは、歯にセラミックのかぶせ物をかぶせてから治療する方法です。
セラミック矯正のメリットは、治療期間が短くて歯の色まで選べて痛みがほとんどないという点です。
治療期間は1～3カ月と短く、費用は歯１本あたり９万円程度となります。
部分矯正とはどんな治療法？
部分矯正とは、歯の一部だけを移動させてから矯正する方法のことです。
特によく行う部分矯正としては、前歯の数本を移動させる治療になります。
部分矯正は、気になる部分の歯の矯正をするときに向いている治療法です。
部分矯正が向いている症状としては、軽度の乱杭歯・叢生、歯が１本だけ傾いたり捻れたりしている状態、歯と歯の間にすき間ができている状態、軽度の出っ歯、前に治療した歯が元に戻ってしまったなどのときです。
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すきっ歯を部分矯正する時の費用相場
すきっ歯の部分矯正をするときに掛かる費用はどのくらいなのでしょうか。
治療するにしても、かかる費用がどのくらいなのかは予算もあるので重要な判断材料になります。
ここでは、部分協にかかる費用がどのくらいなのかを具体的に見ていきましょう。
部分矯正と他の矯正の費用の違いを比較
すきっ歯の部分矯正にはいくつか方法があります。
そのときに、かかる費用を見てみましょう。
表面矯正を行ったときの費用を紹介します。
表面矯正の部分矯正を行った場合の費用相場は、30〜60万円で、裏側矯正の部分矯正を行った場合の費用相場は、40万〜70万円ほどかかります。
裏側矯正の全体矯正を行った場合の費用相場は、100万〜170万円ほどで、表面矯正よりも裏側矯正の方が若干高いのは、歯の裏側は表側に比べて複雑な形状をしていて、矯正治療に技術が必要になるからです。
この費用の差額は技術の違いからきています。
また、ワイヤー矯正には他にもハーフリンガル矯正というものがあります。
ハーフリンガル矯正の部分矯正は35万〜65万円程度で、全体矯正は80万〜150万円程度ほどかかります。
次に、マウスピース矯正ですが、仕組みとしては透明で薄く作られていて見た目がすっきりしていて、人から見られても大丈夫な仕組みになっています。
マウスピース矯正の費用は、部分矯正の場合で10万〜40万円、全体矯正の場合で60万〜100万円ほどかかります。
マウスピース矯正は通常複数回行いますが、最近は１回で矯正治療が終わるケースも出てきていて、人気となってきているようです。
最後にセラミック矯正というものもあります。
セラミック矯正とは、歯を移動させてから矯正するのではなく、既存の歯を削ってから上からかぶせていくタイプの矯正方法になります。
他の矯正方法と違って治療期間は短くなりますが、歯を削るので、その分リスクを伴うことになるのです。
前歯6本のセラミック矯正の場合でかかる費用は30〜70万円程度になります。
すきっ歯を部分矯正する治療期間
すきっ歯の治療をするときに費用と同じくらい重要なのが治療期間ではないでしょうか。
全体矯正をする場合と比較することで費用はどの矯正方法が良いのかの判断材料にしてください。
通常矯正と部分矯正の治療期間の違いを比較
歯の矯正方法として部分矯正はどのくらいの治療期間がかかるのか、全体矯正をするときの期間と比較してみましょう。
歯の矯正にかかる部分矯正の期間は、前歯の場合で最低で3カ月ほどで、長くても1年程度で完了します。
部分矯正の場合だと非常に短期間で矯正できるようになっています。
一般的な部分協に必要な期間は3カ月から1年程度必要ということです。
部分矯正できない例はこんなすきっ歯
部分矯正が費用面では非常にリーズナブルなことが分かったのではないのでしょうか。
歯の矯正を部分矯正でできない時があるとしたらどういうときなのでしょうか。
また、部分矯正ができない理由にはどういうことが考えられるのかを見てみましょう。
部分矯正できない理由とは？
歯を強制しようとして、できれば部分矯正をしたい時に出来ないということがあるのはどういうときなのか、詳しく見ていきます。
分矯正ができない理由として、前歯や八重歯などを並べるためのスペースが足りない時の部分矯正はできません。
前歯や八重歯を矯正するときに、削ってから矯正治療するときに、削ってもスペースがどうしても足りないというときは、部分矯正だけでは矯正できません。
次に部分矯正ができないケースとして、でっ歯を後ろに引っ込めたいというときに、部分矯正ができない時があります。
前歯を後ろに下げるためには、前歯と奥歯との関連が影響することがあるため、部分矯正では治療することが出来ないのです。
奥歯がしっかりかみ合っているが、前歯が上手くかみ合わないようなときは、前歯の部分矯正が出来ないこともあります。
噛み合っている奥歯と開いている前歯の両方を見なくてはいけない症状なので、そう簡単には部分矯正はできません。
歯には正中というものがあります。
正中が合わずに左右非対称の場合は、骨格自体に何か問題があったり、かみ合わせが悪かったりするケースがほとんどです。
そんな場合は、部分矯正ができません。
開咬（歯並びが悪い）という症状で前歯が閉じないときというのもあり、奥歯はしっかりかみ合っているが、前歯が開いてしまっているケースが多いそうです。
このケースも部分矯正ができません。
ここまで紹介してきた症状の時は部分矯正をしたくても出来ないケースになります。
部分矯正したいと思ったときは、施術できるものなのかを医師と相談して決めてください。
まとめ
ここまで、すきっ歯とはどういうものでどのような治療の種類があるのかについて、わかりやすく説明してきました。
すきっ歯の治療に部分矯正が効果的だということを説明してきましたし、理解できたのではないでしょうか。
また、部分矯正でもできない症状のすき歯もあるということも併せて悦明してきました。
今悩んでいるすきっ歯の症状がどういう原因で起きたのかを知るためにも、WITH DENTAL CLINICに相談して、どのような治療方法が自分に合っているのかを知ってから治療に入りましょう。WITH DENTAL CLINICであれば、無料のカウンセリングも受け付けているので安心です。
そのための事前情報として、この記事の情報は役に立つことでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
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