ブログ詳細

  1. Home
  2. ブログ一覧
  3. ブログ詳細

公開日: 2023年5月1日

受け口はマウスピース矯正で治せる?受け口の原因についても解説

受け口はしゃくれともいわれ悩みが多い症状です。そんな受け口はマウスピースを使用する矯正で治ることがあります。マウスピースは透明な素材の歯列矯正器具で、矯正していることも目立ちにくく、しかも手軽に取り外しができる便利な矯正方法です。本記事で受け口のマウスピース矯正について詳しく紹介します。

\どんな治療内容?料金はいくらかかる?こちらを要チェック!/

受け口はどんな歯の状態ですか?

受け口はどんな歯の状態ですか?

「受け口」はしゃくれとも呼ばれ悩んでいる方が多くいます。テレビのお笑い番組では受け口は「しゃくれ」と呼ばれ、いじられキャラになります。あまり良いイメージはありません。

ところで、受け口についてどの程度理解されていますか?本記事で受け口について、発症する原因や矯正方法を取り上げます。

受け口は下の歯が上の歯よりも前に出た状態

「しゃくれ」とも呼ばれている「受け口」はどんな状態でしょうか?一般的に正常な噛み合わせは、下の歯よりも上の歯が2mmから3mmほど前に出て、上の歯が下の歯を覆っています。

受け口とは下の歯が上の歯よりも前に出ている状態です。反対咬合(はんたいこうごう)とも呼びます。

受け口は大きな悩み

受け口は大きな悩み

受け口で悩んでいる方は多くいます。受け口は外見上のコンプレックスになることが多く、それもかなり深刻な悩みです。匿名で投稿ができるインターネット上には受け口の悩みが多く寄せられています。

受け口を悩む声が多数

受け口の切実な悩みの声は、インターネットで良く知られた「YAHOO知恵袋にも、深刻に悩む声がみられます。

下顎前突症で、下の顎が突き出しておりしゃくれで、昔からコンプレックスになっているとか、ひどい頭痛は受け口や悪い歯並びが原因しているのではないかと悩んでいる書き込みが観られます。

また、二歳の娘が受け口気味で自然体の状態で、下の歯が上の歯よりも前に出ていることがあり、どうすべきか悩んでいるなど、受け口を深刻に悩む声があふれています。

受け口になる原因

受け口になる原因

受け口になる原因は、遺伝による顎の形や、歯の生え方によるものから、日常の悪い癖により受け口となることもあります。なかでも、顎の骨は遺伝するケースが多く、本人の注意とともに両親のケアも必要です。

骨格により受け口となることがある

顎の骨は幼児期・幼少期から発達し、成長期に大きくなります。顎の上下左右の骨がバランスよく成長すれば問題ないのですが、下顎の骨が上顎よりも発達しすぎると受け口になることが多くなります。逆に、上あごの骨が下顎にくらべて充分に成長しない場合も受け口になることがあります。

歯の生え方に問題がある場合

上の歯が内向きに生えていて、下の歯が外向きに生えていると、下の前歯が上の前歯より前の位置になり受け口になります。

このような歯の生え方によって発症する受け口は、比較的軽度な場合が多く歯列矯正で矯正できる場合が多くなります。

受け口の矯正治療は早期に開始すると効果が見込める

親が乳幼児期や幼少期に受け口の兆候に気付いても、歯が成長する期間と考えて様子見をしていたり、自然に治ると考えたりしてはいけません。

すぐに、小児歯科や矯正歯科に行き、適正な治療を受けましょう。受け口の進行を抑制する可能性が高まります。受け口は大人になってからも治療は可能ですが、時間や治療方法などの制約が増えることがあります。

\どんな治療内容?料金はいくらかかる?こちらを要チェック!/

受け口をそのままにしておくと思わぬトラブルも

受け口をそのままにしておくと思わぬトラブルも

受け口は外見が大きなデメリットとなっていますが、見た目だけでなくさまざまなトラブルを発症させることがあります。ここでは、受け口が原因して起こるトラブルやデメリットを説明いたします。

見た目に悪影響を与える

受け口はなによりも見た目でマイナスになります。顎がしゃくれているだけで「しゃくれ」「お月様」「○○せっけん」など、受け口を揶揄する呼び方が多くあります。それだけ、デメリットが多い顎の状態です。

当然、受け口の方はコンプレックスと考え、人前に出たり、笑ったりすることに抵抗を感じて消極的な性格に陥ることもあります。

噛む力が弱まる

受け口は物を噛む力が弱くなる傾向があり、咀嚼(そしゃく)にも悪影響が出ます。受け口は食べ物を噛み切る力も弱くなります。個人差はありますが、受け口は奥歯を含めて噛む力が弱くなることもあり、受け口で噛み合わせが悪いため食べ物の食べ方も美しくないという人がいます。

虫歯が発生しやすくなり口内環境が悪化する

受け口になると歯並びもよくないケースが多く、歯ブラシが歯にピッタリと当たりにくく、歯ブラシが届きにくくなることもあります。全体的に歯磨きするのが困難になることもあります。

完璧に歯磨きが出来ないことから、口内に汚れがたまりやすくなり、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、口臭の原因になります。

内臓に悪影響をあたえることもある

受け口は噛む力が弱いことから、十分に咀嚼しないまま食べ物を飲み込むこともあり、胃腸に負担がかかります。毎日そのような状態で食事を続けると、胃腸のダメージが蓄積します。このように受け口は口内環境だけでなく内臓へも悪影響を及ぼします

言葉の発声にも悪影響を与える

受け口は前歯が通常の噛み合わせと反対になっていることで、言語の発声に悪影響を与えることがあります。特に破裂音の「サ行」を発声するときは下の歯や歯茎に舌が触れ、自分では正確に発声しているつもりでも、聞く側はサ行の発声が聞きにくくなることもあります。

顎関節症が発症するリスクが高まる

受け口はスムーズに噛み合わせが出来ないことから、余分な力を入れて噛むことも多くなります。また、片側の歯ばかりで噛むなど顎関節に負荷がかかります。

その結果、口を開けるときに顎の付け根部分に痛みを感じる、顎関節症(がくかんせつしょう)を発症するリスクが高くなります。

軽度の受け口はマウスピース矯正で治せる

軽度の受け口はマウスピース矯正で治せる

何かと問題が多い受け口ですが、歯列矯正で改善することができます。それも、手軽に矯正ができるマウスピース矯正で治せます。

ただし、受け口の症状によりマウスピース矯正が適応できるケースと、できないケースがあります。ここでは、マウスピース矯正の概要と、効果や治療期間に費用まで詳しく紹介します。

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正は、最近人気になっている歯列矯正で、マウスピースを使い歯列矯正を行います。マウスピースは透明なポリプロピレン製で、目立ちにくく自分で取り外しができます。

矯正用マウスピースは取り外しが自由なだけに、食事のときは手軽に外せて普通の状態で食事が楽しめます。また、歯磨きのときも簡単に取り外せることで歯の隅々まで磨けます。歯がきれいに磨けるだけに、虫歯のリスクが減らせて口内環境も清潔に保てます。

マウスピース矯正は部分矯正と全体矯正がある

マウスピース矯正は部分矯正と全体矯正があります。一部分の歯のみが矯正対象となる場合は部分矯正を行います。全体矯正は全ての歯を矯正対象とし、歯並びと噛み合わせを整える矯正方法です。

軽度の受け口はマウスピース矯正がおすすめ

受け口はマウスピースで矯正できますが、マウスピースで矯正できるのは軽度の受け口だけです。「軽度の受け口」とは、顎そのものが大きく前に出ておらず、矯正を始めるときに抜歯を行わず、歯のずれも大きくなく、歯のずれだけで発症した軽い受け口が該当します。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正の大きなメリットは、透明なマウスピースを使用する目立ちにくい矯正治療です。マウスピースが透明なだけに目立たず、人に気付かれないまま矯正治療を終えることもできない。

もう一つのメリットとして、マウスピースは取り外しが簡単にできる点です。マウスピースは1日20時間以上装着するだけに、取り外しが簡単にできることが大切で、食事のときや歯磨きするときに簡単に外せるのは大変便利です。

マウスピース矯正のデメリット

マウスピース矯正のデメリットは20時間以上の装着で、それも1年以上装着する長期間を要する治療方法です。ただし、慣れれば20時間以上装着も問題なくなるようです。

もう一つのデメリットは、10日から14日ごとにマウスピースを交換することです。忘れずに交換しなければ矯正効果が遅れることもありそうです。

マウスピース矯正が出来ない受け口

顎自体が前側に大きく飛び出していて、顎の矯正手術が必要となるような受け口ではマウスピース矯正はできません。

また、多くの抜歯を必要とする歯列矯正はマウスピース矯正が出来ません。歯を多数抜くことで歯茎に多くのスペースが発生し、歯を横に移動する矯正が必要になります。ただし、マウスピース矯正は歯を横に大きくずらす矯正にあまり適さず、矯正効果が低くなります。

マウスピース矯正の流れ

マウスピース矯正の流れ

マウスピース矯正は比較的新しい歯列矯正で、最新の3Dスキャナーなども使用し、正確なデータを集めて矯正する、IT時代に合った矯正方法です。以下がマウスピース矯正の流れです。

1.カウンセリング

歯科医院で歯科医師と受け口の矯正治療について、詳細なカウンセリングを行います。矯正対象となる歯並びの症状を把握し、患者さんの悩み・アレルギーの有無・治療中の病気の有無・生活習慣など歯の現状だけでなく、日常生活まで総合的に情報を確認します。

また、治療期間や費用についても、治療前に相互でしっかりと確認しておくことが重要です。

2.精密検査

カウンセリング後、矯正を受ける患者さんの歯の状態を精密検査して、治療前のデータを詳細に収集します。検査は口腔内検査・レントゲン撮影・歯の型取りなどを行い、検査結果を踏まえたうえで、治療の計画書や契約書類などを作成します。

3.マウスピースの作成

治療方針を相互に納得したうえで、アライナーといわれるマウスピース矯正装置を、最終治療に使用する分まで製作会社に依頼し製造します。

マウスピースは、患者さんの歯形や噛み合わせなどを精密に検査したデータをもとに作られた、患者さん向けの完全オリジナルマウスピースです。

4.マウスピースがそろいしだい、マウスピースを装着し受け口の矯正治療を開始します。

マウスピース矯正の費用と期間

マウスピースを使う部分矯正の費用は10万円から40万円が目途になります。全体矯正の費用は60万円から100万円以上かかることもあります。費用については歯科医院や個別の症例で異なるだけに、歯科医師によく相談しましょう。

また、受け口のマウスピース矯正に要する治療期間については1年が目途ですが、症状によりそれ以上かかることもあります。さらに、少数本の抜歯が必要な矯正の場合は、治療期間が長くなります。

マウスピースを使う受け口の矯正はおすすめ

容貌を含め大きな悩みになっている受け口、そんな受け口が、目立たない矯正装置・マウスピースで改善できます。これまで受け口に悩んでいた人にとって、受け口が矯正できれば心身ともにリフレッシュできます。

そんな受け口のマウスピース矯正を希望しても、どこに相談すればよいか悩んでいませんか。そんな方におすすめの歯科医院が以下のサイトです。矯正実績が豊富なWITH DENTAL CLINICなら無料で相談ができます。

\どんな治療内容?料金はいくらかかる?こちらを要チェック!/

AI矯正を受けてみたい、興味・ご関心のある方は、
まずは、お近くの提携クリニックでお気軽にご相談ください。
「まずは話を聞いてみたい。」「他の施術と迷っている」という方でも
無料で初回検診を受けられます!
初回検診を予約する