公開日: 2023年1月5日
芸能人やインフルエンサーがホワイトニングをやっている動画を見て、ホワイトニングをやりたいと思っているけど、正直、治療中痛かったり、歯磨きをしているときに痛んだりするのか不安。そんな人に向けて、ホワイトニングによる痛み耶蘇の対象などを解説していきます。
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ホワイトニングと聞いて、歯が白くなるイメージでしみるかどうかを考えている人は少ないかもしれません。残念ながら、ホワイトニングにおいて歯がしみることはあります。しかし、それには個人差があり、しみる人がいる一方で、しみない人もいます。
歯がしみる最大の原因はエナメル質が傷つくことで象牙質がむき出しとなり、それにより歯がしみてしまうのです。
エナメル質というのは象牙質をコーティングしているのもので、エナメル質には神経が通っていませんが、象牙質は神経に似た敏感なものなので、食べ物などによって刺激を与えると痛んだり、しみたりしてしまいます。
しかし、ホワイトニングによる痛みを感じているのは全体の20%ほどで、その痛みも1〜2日で治まることが多いです。ところが、人によっては1週間以上経っても痛みが治まらないという人もいるのが現状です。
ホワイトニングによる痛みは、2種類あります。具体的には、ホワイトニングによる痛みは治療前と治療後で分けられるからです。
まず治療中に痛むときはさまざまな要因が考えられますが、ホワイトニング剤の刺激が強すぎるせいだったり、光を当てる際に熱でしみたりしてしまいます。
一方で治療後の痛みというのは、治療で光を当てたり、歯を削ったりしたことにより、歯と歯の間に隙間ができてしまったり、歯自体にヒビが入ってしまったりして以前よりしみやすくなってしまうことがあります。
このように、ホワイトニングによる痛みというのは大きく分けて治療前後で分けることができるのです。
ここまで、ホワイトニングの痛みについてざっくりと解説してきましたが、ホワイトニングでしみたり痛んだりする原因について詳しく見ていきましょう。
そもそもホワイトニングというものは、歯の表面を覆っている組織であるエナメル質の表面の薄い膜であるペリクルを壊して、歯を白くしていきます。
このようにホワイトニングではエナメル質の表面を破壊するので、ペリクルが再び形成されるまでの1日前後は歯がコーティングされていない状態なので非常に敏感になるため、歯が痛んだりしみたりするのです。
また、エナメル質が削られている治療中には、ペリクルが削られた状態です。刺激が強いホワイトニング剤を使うと、むき出しとなった象牙質に直接当たってしまうので、過敏に反応してしまい痛みを感じてしまいます。
ホワイトニングの施術を受けて、痛んだりしみたりする状況は多種多様ですが、自身の歯の状況がどうだったら痛かったりしみたりするのかについて、4つほど紹介します。
以上になります。それぞれの痛みについて詳しく解説します。
歯にひびが入っていたり、削れていたりするとその隙間からホワイトニング剤が染み込んでしまい、それが象牙質に到達し、しみたり痛んだりしてしまいます。
とくに小さなひびだと入っていたとしても気づかない場合が多いので、歯にホワイトニングのジェルを塗ったときに気づくことが多いです。
両者とも歯にかなりのダメージが入ってしまい、エナメル質がほとんど機能していない状態なので、理論上ではエネメル質を強化してあげることが必要です。
虫歯は、なにもしていなくても痛みます。そのため、もちろん虫歯の状態のままホワイトニングをしようとすると100%痛みます。なので、ホワイトニングを受ける前に虫歯を治しておくことをおすすめします。
そもそも、虫歯というのは歯のエナメル質がドロドロに溶けている状態のことです。つまり、象牙質がほとんどむき出しなので、ホワイトニング剤がダイレクトに当たるので、しみてしまいます。
また、虫歯の治療を既に終えている場合でも、詰め物に隙間があるとしみてしまうのです。そのため、ホワイトニングをする前に虫歯をまず治しましょう。
歯周病が進行しているということは、歯茎がどんどん削られていき、歯が露出してきます。通常歯茎によって覆われている歯の根元の部分にはエナメル質がなく、象牙質がむき出しの状態なのでその状態のままホワイトニングを行なってしまうと確実にしみてしまいます。
そのため、虫歯と同様にまずは歯周病の治療を行なってからホワイトニングをすることをおすすめします。
最後は口の中の環境ではなく、使用している薬剤が原因の場合です。ホワイトニング中やホワイトニング直後に痛む場合は使用しているホワイトニングジェルの刺激が強い可能性があります。
ホワイトニングの際に使うホワイトニングジェルは歯科医院やクリニックによって濃度が異なることが多いので、注意が必要です。よって、刺激の強いホワイトニングジェルを取り扱っている医院ではしみてしまうことがあります。
また、人によってはエナメル質が薄くホワイトニングジェルの刺激を受けやすい人もいるので、濃度が低いホワイトニングジェルを取り扱っている医院を選ぶと、歯も痛んだりしみたりしにくいでしょう。
上記の内容からホワイトニングの痛みについて、イメージしやすくなったと思います。それでは次にホワイトニングの痛みに対する対処方法や痛みを未然に防いだり、和らげたりするための予防方法などを解説していきます。
理論上では、ホワイトニングによる痛みを抑えるためには、痛みを感じないエナメル質を保持しておけば良いのですが、上記のトピックスでも解説した通り、ホワイトニングはいわばエナメル質を削っていくものなのでホワイトニングを行なう以上そんなことできません。
しかし、場合によっては食事が食べられないなどの日常生活に支障が出てきてしまうケースがあるのは問題です。ホワイトニングを受けたことによって発生した痛みへの対処法と、その痛みが発生しないために事前にしておくべき予防方法について、それぞれ解説していきます。
結論からいうと、ホワイトニングの施術を受けて歯茎などに痛みを感じてから、1〜2日で治まる場合がほとんどです。なぜなら、ホワイトニングによる痛みの原因でもあるフリーラジカルという物質がホワイトニングの施術後24〜48時間以内に効果が治まるからです。
場合によっては、ホワイトニング後の痛みでもある知覚過敏が予想以上に続いてしまうこともあります。このようなときは原因がホワイトニング以外にあることが多いので、医師に相談してみると良いでしょう。
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前置きが長くなりましたが、とくに気になっているであろうホワイトニングの痛みへの対処法についてみていきます。
対象法については探せば、いくらでもあると思いますが、ありすぎても結局どれをすれば効果的なのか、分からなくなると思うのでここでは誰も簡単にできるものを厳選して3つほど解説していきます。
以上になります。それぞれについて、詳しく解説します。
対処法のひとつ目は痛み止めを飲むことです。先ほども解説したとおり、ホワイトニングによる痛みというものは1〜2日で治まることが多いです。
しかし、痛みの持続には個人差があるので人によっては痛みが続いてしまうことがあります。そんなときには気軽に服用できる痛み止めが効果的です。
ホワイトニングによる痛みに対しての痛み止めとして、よく使用されているのは市販でも買うことのできる「ロキソニン」です。
しかし、ここで注意が必要なのですが、いくら市販ものだといえ勝手に服用することはおすすめできません。どうしても痛む場合には医師に相談してから服用すると良いでしょう。
対処法のふたつ目は、知覚過敏専用の歯磨き粉を使うことです。ごく一般的な歯磨き粉だと、痛みを緩和させる効果はほとんどありません。一方で、知覚過敏用の歯磨き粉には、硝酸カリウムという歯への刺激を抑制してくれる成分が配合されているため、ホワイトニングによる痛みを和らげてくれます。
また、知覚過敏銭専用の歯磨き粉以外にもフッ素入りの歯磨き粉もホワイトニングによる痛みには効果的です。なぜかというと、フッ素はエナメル質を強化し、象牙質のコーティングをより強固なものにしてくれるからです。これによって、痛みにくくしみにくい歯が作られていきます。
先ほども解説したとおり、ホワイトニングの痛みというものは知覚過敏なので、アイスなどの冷たいものを避けると、痛みを避けることができます。
また、ホワイトニング後の知覚過敏にはおでんや鍋の具など熱いものや担々麺や火鍋などの辛いものにも過敏に反応しやすいことがあるので、全体的に刺激が強いものは避けることをおすすめします。
そして好きだからといって、無理に刺激のあるをものを摂取することはおすすめできません。ホワイトニング後の痛みを長引かせてしまうことにも繋がりかねないので、ホワイトニンの施術を受けてから数日は刺激のあるものを避けると痛みの予防にも繋がります。
続いてはホワイトニングによる痛みを発生させる前に防ぐための予防法についてです。対処法はわかったけど、できることなら痛くならない方法を知りたいという人も多いでしょう。
先ほども解説したとおり、ホワイトニングでの痛みは知覚過敏なので、知覚過敏に関して処置を行なっていれば、ホワイトニングによる痛みを発生させるリスクも下げることができます。
そこで知覚過敏を抑えるための予防法について2つほど紹介しておきます。
以上になります。詳細について、一つずつ詳しく解説します。
ホワイトニングの痛みの原因の部分でも解説したとおり、その痛みは象牙質に何かが触れることで発生します。そのため、象牙質をコーティングするということは、エナメル質を強化することに繋がります。
象牙質に触れやすくなっているという状態は、歯周病によって歯茎がさがっていたり、虫歯によって象牙質がむき出しとなっていたりするなど説明してきましたが、歯ぎしりによって削られている場合もあります。
これらの原因によってむき出しとなった象牙質を、ホワイトニングを行なう前にコーティングしておくことで何もしないよりはしみにくくなるでしょう。
これも先ほど解説したとおり、虫歯になっている状態のままホワイトニングをしてしまうと歯がかなりしみやすい状態なので、おすすめできません。
また、ホワイトニング自体が見た目を良くしようと思ってする人が多いため、虫歯を治すことを最優先にすることは理解できるのではないでしょうか。
ちなみに、ホワイトニングによって白くなるのなるのは自分の歯だけなので、虫歯の治療をして入れた詰め物などは白くはなりません。ホワイトニングで詰め物も白くなっていると思っているなら、注意が必要です。
とくに痛みを感じやすいのは、当日です。個人差はありますが、ホワイトニングをした日の夜に痛みが発生することがあります。
ホワイトニングによる痛みがどれほど持続するのかについては、上記においても解説しましたが、ここでは痛みを感じる期間だけでなく、とくにどんなところが痛むのかやいつ痛むのかについて、深掘りしていきます。
ホワイトニングによる痛みというものは基本的に知覚過敏なので、それをイメージしてもらえるとわかりやすいでしょう。
ちなみに、知覚過敏というのはアイスなどの冷たい食べ物を食べたり、歯ブラシの毛先が当たったりしたときに歯にズキッと痛みがくる症状のことです。
その痛みというものがピンポイントでどこから来ているのかを言い当てることは難しく、神経の関係上痛みの判別は困難です。
最後に、ホワイトの痛みに関するよくある質問についていくつか紹介します。
A.個人差はありますが、痛む人はいます。しみしてしまう人の多くは、知覚過敏になることが多いです。しかし、それはホワイトニング後から数日のことであることが多いです。
A.個人差があります。黙っていても痛い人もいれば、全く痛くならない人もいます。しかし、痛みは完全になくすことはできませんが、和らげる方法はあります。
A.その痛みの原因にもよりますが、ホワイトニング剤がもれている場合は、時間と共に治っていきます。しかし、光を当てるホワイトニングを行なった際の痛みはすぐ消えるのですが、歯茎が黒くなることがあります。
この記事では、ホワイトニングの痛み、その対処法と予防法について解説してきました。痛みはあまり持続しなかったり、痛みが発生したりする人も少なく、仮に発生したとしても対処法があり、結果的に拍子抜けした人もいるでしょう。
しかし、ホワイトニング後に痛みがひどすぎて耐えられないときは自分でなんとかするのではなく、まずは医師に相談しましょう。WITH DENTAL CLINICでは、無料カウンセリング予約も受け付けているので、ホワイトニングの痛みが気になる、という人はまずは一度、相談してみてください。
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