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公開日: 2023年4月30日

歯列矯正をやらなきゃよかったと後悔する原因は?後悔しないためのポイントも紹介

歯列矯正に興味があるものの、歯列矯正の結果がどうなるか気になる人もいるのではないでしょうか。特に「歯列矯正をやらなきゃよかった」という話もあるなど、不安に思う人も多くいます。

この記事では、歯列矯正をやらなきゃよかったと感じる原因を紹介します。また、歯列矯正で後悔しないためのポイントについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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歯列矯正をやらなきゃよかったと後悔する原因

歯列矯正をやらなきゃよかったと後悔する原因

歯列矯正をやらなきゃよかったと後悔する原因には、さまざまな要因があります。ここでは、その原因について紹介します。

原因①治療後に元に戻った

歯列矯正では、矯正が完了した後に、矯正前の状態に戻ってしまうことがあります。歯の位置を移動させる歯列矯正では、治療直後は歯が動きやすくなっています。そのため、リテーナーという装置を装着することで歯並びを安定させることが必要です。

リテーナーの装着は自己管理であるため、装着を忘れると歯並びが元に戻る可能性があります。

原因②治療時間が長い

歯列矯正は治療期間が長く、歯列矯正の治療期間の目安は1〜3年程度です。そのため、治療期間が長いと感じ、途中で後悔するケースもあるでしょう。

また、当初の予定より治療期間が伸びる場合もあります。歯の移動が予想通りでない場合や、矯正中に虫歯や歯周病になってしまうと、治療期間が延長されます。結果として、予定期間より大幅に延期してしまい、後悔する方がいるようです。

原因③歯科医師と目指す目的が違った

一般的に、歯列矯正は歯の噛み合わせを整えるのが目的です。ただ、歯列矯正でこだわりたいポイントや目的が人によって異なるケースがあります。このポイントについて、患者と歯科医師で一致しないと、治療後に後悔してしまう方がいるようです。

原因④口元が下がりすぎた

歯列矯正をした結果、口元が下がりすぎる場合があります。口元が下がりすぎると見た目にも影響するため、後悔につながります。

口元が下がりすぎるのは、「不必要な抜歯をした」「Eラインを考慮していなかった」など、事前の検査や診察が不十分など、歯科医との意思疎通が十分できていないことが原因です。

特に、歯列矯正のゴールにずれがあった場合も、想定よりも口元が下がっていたというケースにつながります。また、出っ歯の矯正の場合、上の歯を大きく移動させるため、口元が下がりやすくなります。

原因⑤鼻下が長くなった

歯列矯正をした結果、鼻の下が長くなるというケースがあります。この場合も見た目に影響するため後悔につながります。例えば、出っ歯の矯正を行う場合、出ている前歯が原因で上がっていた上の唇が、歯列矯正により後ろに下がると、唇が下に下がるため、鼻の下が伸びたようにみえます。

元から鼻の下が長い方は、歯列矯正の前に口元がどう変化するかについて歯科医と相談しておきましょう。

原因⑥歯に隙間ができた

歯列矯正で歯並びが整ったものの、歯の隙間ができてしまうことがあります。矯正前は歯並びが乱れているため、プラークが歯の隙間に溜まりやすく、歯肉が盛り上がっていることが多くなっています。

この状態を矯正で歯並びを整えると、歯肉が引いた結果、隙間が目立つようになるでしょう。

原因⑦顎関節症になった

抜歯が必要な歯列矯正を行うと、これまで存在していた歯がなくなるため、一時的に噛み合わせに影響が出る場合があります。この抜歯が顎に影響を与え、顎関節症になるケースがあります。

他にも、矯正中のストレスや痛み、違和感も顎関節症の原因になる場合も考えられるので注意が必要です。もし顎関節症の症状が続く場合は、歯科医に相談するようにしましょう。

原因⑧治療前より噛みにくくなった

歯列矯正で歯並びが良くなったものの、治療前よりも噛みにくくなったというケースがあります。

矯正中は、これまでと異なる噛み合わせになるため、うまく噛めなくなり、筋肉が弱まり衰退します。また、歯を噛み合わせたときの接地面積も、矯正中は小さくなり、これが噛みにくく感じる原因です。

矯正治療が完了して、時間が経過すると次第に噛みにくさは弱まりますが、噛みにくく感じる期間が長いため、後悔につながることがあります。

原因⑨睡眠時無呼吸症候群、いびきの誘発

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に咽頭部が閉まることで呼吸が止まるなど、低酸素状態になる状態のことです。歯列矯正が原因で、下顎が後方に押し込まれたり、舌が後ろに移動した場合は、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす場合があります。

そのため、歯列矯正では顎の位置を後方に押し込まないように注意し、舌が肥大している方の場合、歯列のアーチを縮小せず、狭窄しないような歯列矯正が必要です。

原因⑩歯茎が痩せて老けてみえる

歯列矯正では、歯を骨の中で移動させます。そのため、元から歯茎や骨が薄い方は注意が必要です。歯を動かすことで、歯茎や骨に影響が出るため、骨が薄い場所で歯を移動させると、歯茎がやせてしまい、結果として歯茎が下がってしまう可能性があります。

歯茎が痩せると老けてみえるため、歯列矯正を後悔する結果につながります。これを防ぐために、事前にCT撮影を行うことで骨の状態を確認するようにしましょう。また、無理な矯正は行わず、歯が移動する場所に歯茎や骨を足しておくという処置が必要な場合もあります。

原因⑪ほうれい線が目立つようになった

歯列矯正によって皮膚が変化した場合、ほうれい線が目立つことがあります。ほうれい線は老けて見える原因なので、歯列矯正の後悔の原因になります。

特に、出っ歯や八重歯などの矯正治療を行った場合、治療前よりも、ほうれい線が目立つようになる傾向があります。これは、出っ歯の状態で引っ張られていた鼻の下の皮膚が、矯正により引っ張られなくなると、皮膚が下がり余るのが原因です。

原因⑫歯の神経が死んでしまった

重度の矯正が必要な歯を歯列矯正したり、歯列矯正を繰り返すと、その歯は神経血管が細くなっています。

この状態で歯列矯正で歯を移動させると、神経血管が切れてしまい歯の神経が死んでしまう「歯髄壊死」という現象が起こる場合があります。重度の矯正が必要な場合や、以前歯列矯正を行ったことがある場合は、注意が必要です。

原因⑬虫歯や歯周病になった

歯列矯正中に虫歯や歯周病になる方もいます。これは、矯正装置の影響で歯が磨きにくくなることが原因です。磨き残しがあると、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。

もし矯正中に虫歯や歯周病になると、その治療が優先され、歯列矯正は中断されます。その結果、予定よりも矯正期間が伸びてしまいます。そのため、矯正中は普段以上に歯磨きは丁寧に行うようにしましょう。

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歯列矯正で後悔しないためのポイント

歯列矯正で後悔しないためのポイント

歯列矯正は時間がかかり、矯正中は不自由な点が多いため、できるだけ失敗したくない治療です。ここでは、歯列矯正で失敗して後悔しないためのポイントを紹介します。

ポイント①歯列矯正には保定期間が必要

歯列矯正は、矯正が完了してもある程度の保定期間が必要になります。保定期間とは、歯が矯正前の状態に戻らないために重要な期間です。

歯列矯正の治療直後は、歯が動きやすい状態になっています。そのため、歯が元の位置に戻らないように、リテーナーという装置を装着する必要があります。

また、保定期間が終了したとしても、さまざまな影響で歯が動く可能性もあるため、歯列矯正後も定期的に歯科医院などでチェックするようにしましょう。

ポイント②治療期間が長引く可能性がある

歯列矯正の治療期間の目安は、1年〜3年程度となっていますが、矯正の度合いや矯正状況によっては、より長い期間が必要になる場合があります。また、矯正期間中に虫歯や歯周病になると、矯正を中断して虫歯や歯周病の治療を優先させる必要があり、さらに期間が長くなってしまいます。

このように、矯正期間は予定よりも長引く可能性があるため、事前に考慮しておくようにしましょう。

ポイント③リスクなどについて丁寧に説明してくれるクリニックを選ぶ

歯列矯正を行う場合、どのクリニックでおこなうかも重要なポイントです。クリニック選びのポイントとしては、歯列矯正のリスクなど、デメリットについても丁寧に説明してくれるクリニックを選びましょう。

歯科医と意思疎通が取れなかったり、こちらの希望をあまり聞いてくれない場合は、治療を受けるのはやめておきましょう。歯列矯正は費用が高く時間もかかるため、自分が納得できるクリニックで治療を受けることが重要です。

カウンセリングを受けたり、口コミなどを参考にして、クリニックを慎重に選びましょう。

ポイント④子供の歯列矯正をする時は環境が重要

子供が歯列矯正をするケースも多いのですが、子供の歯列矯正をおこなう場合は、その環境も重要になります。子供は歯医者が嫌いな事が多く、矯正は長期間になるため、継続して通院できないと歯列矯正がうまく進みません。

また、長期間歯列矯正をするという子供側のモチベーションも重要です。そのため、クリニックが長期間通院できる環境かどうか、あらかじめ確認しておく必要があります。

ポイント⑤後戻りのリスクがある

歯列矯正は、矯正が完了した後に、矯正前の状態に後戻りしてしまうリスクがあります。費用を時間をかけて矯正したのに、元に戻ってしまうと、すべて無駄に感じてしまうため、後悔するポイントとなっています。

そのため、歯列矯正は後戻りのリスクがあることを考慮しておくようにしましょう。

ポイント⑥定期的なチェックを受ける

歯列矯正では、歯の状態を確認するために、定期的な診察が必要です。定期的に通院しないと、矯正の状況が確認できず、治療の内容を変更しなければならなくなる場合もあります。また、虫歯や歯周病になると、治療のために矯正を中断する必要もあります。

長期間放置すると矯正期間が長くなる原因になるため、定期的な通院を忘れずおこないましょう。クリニックが自宅や勤務先から遠い場所にあると、通勤が面倒になり定期的な診察ができなくなるため、可能であれば通院しやすい場所にあるクリニックを選びましょう。

ポイント⑦低価格・短期間には注意する

歯列矯正は費用が高額になり、長期間の治療が必要です。そのため、費用が安く短期間の治療には大きなメリットがあります。実際、短期間・低価格の治療を売りにしているクリニックも存在します。

ただ、歯列矯正は治療の性質上、大幅に期間を短縮することは困難です。また、費用が安いクリニックでは、技術不足などが原因で、希望に沿った仕上がりにならない場合もあります。

安さを売りにしているクリニックがすべて問題があるわけではありませんが、事前にしっかりカウンセリングを受けるなど、慎重に選ぶようにしましょう。

まとめ

ここまで、歯列矯正をやらなきゃよかったと感じる原因と、後悔しないためのポイントについて紹介しました。

歯列矯正には失敗しやすい原因がいくつか存在し、矯正が希望通りにならなかったり、顔などの見た目に影響するものもあります。また、後戻りするなど、矯正前よりも悪くなるケースがあります。

このような後悔をしないためにも、歯列矯正には保定期間が必要、後戻りのリスクがある、クリニック選びを慎重に行うなど、事前に歯列矯正についてよく理解しておくようにしましょう。

もし歯列矯正を検討しているのなら、WITH DENTAL CLINICに相談してみましょう。

無料カウンセリングも受け付けているので、希望に合った施術を受けることができます。

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