公開日: 2023年5月1日

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インビザライン矯正は痛くない？痛みを感じるときや対処法を紹介

ワイヤーによる歯列矯正よりも、比較的痛みはないといわれているインビザライン。しかし、本当のところどうなのか、実際にインビザラインを経験したことがある人の感想をもとに、どんな時に痛むのか、痛みの原因やその対象法などを紹介していきます。

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そもそもインビザラインってなに？

そもそもインビザラインというのは、歯の矯正のひとつで、よく認知されているワイヤーや金具を使ったものとは違います。

アイライナーと呼ばれるマウスピース型の器具を使って、歯並びをきれいにするものです。インビザラインでは装着するマウスピースは透明なため、目立たずほとんど気づかれません。

その方法はいたってシンプルで、アイライナー（マウスピース）をはめて生活し、徐々に歯並びを治していきます。

そしてアイライナーの装着に関しては、歯科によって多少の誤差はあるものの、基本的には、1日20時間以上で、1〜2週間で交換がほとんどです。それを少なくとも約1年半つづけることで、歯並びが整ってきます。

また、インビザラインはワイヤーや金具による歯列矯正に比べると痛みや違和感が少なく、歯列矯正をしていることが気づかれにくい特徴があります。

インビザラインって痛いの？

結論からいうと、インビザラインで苦痛を伴うほどの痛みを感じることはほとんどありません。しかし、アイライナーを装着した初日とアイライナーを交換した日には少し痛むことがあります。その痛みも2、3日すると感じなくなります。

また、代表的なワイヤーや金具による歯列矯正だとワイヤーが頬に接触して、口内炎になったり、月1のワイヤーのメンテナンスで歯を動かした際に、炎症のような痛みを感じることがあります。

一方でインビザラインはアイライナーによる歯の移動が0.25mmに制限されているので、痛みはほとんどないといえるでしょう。

インビザライン経験者の感想

インビザラインについてなんとなく、把握できたのではないでしょうか。ここでは、実際にインビザラインを経験した人の体験談を紹介していきます。

Aさん

装着した初日は、アイライナーのフィット感から歯に違和感を強く感じた。2日目にはだいぶ慣れてきたが、まだ多少の違和感はあった。それでも食事の際の痛みはほとんどない。3日目には痛みはなく、気にならないほどになっていた。

Bさん

私は歯ぎしりに悩んでいたが、インビザラインを始めてから歯並びが徐々に良くなり、最終的に歯ぎしりは治りました。しかし、アイライナーの交換直後は少し痛むのですが、翌日にはその痛みもなくなっていました。歯並びもキレイになり、周りからも褒められることが増えました。

Cさん

アイライナーができるまでにかなりの時間がかかり、始まりが遅かったです。また、常時アイライナーを装着しているので、その管理がとても面倒でした。

体験談を見ると、歯を磨いたり、食事したりするときにアイライナーを着脱しなければならないのは面倒だけれども、それ以上に歯並びがきれいになるメリットが上回っている印象です。

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痛みを感じるのはどんなとき

ここまで、インビザラインはほとんど痛みを感じないということを説明してきましたが、ほとんどということは、痛みを感じるときがあるということです。
ここでは、具体的にどのようなときに痛みを感じるのかを解説していきます。

痛みを感じる場面はいくつかあるのですが、4つに厳選してご紹介します。

• 歯が動くとき
• アイライナーの着脱時
• アタッチメントの接触時
• ゴムやIPRによる処置を施したとき

以上になります。これらが、インビザラインによる代表例です。詳細については、下記のトピックスにてそれぞれ徹底的に解説していきます。

歯が動くとき

インビザラインは歯列矯正の一種なので、歯が動くことは必然です。そんな当たり前のことなのですが、実は痛みが発生しやすいです。

その仕組みは通常、歯というものは周りに骨があり、それによって多少の力ではびくともしないようになっています。しかし、インビザラインではアイライナーによって、じわじわと力を断続的に加えることで、骨と歯の間にある歯根膜が形を変え、それにともなって骨も変形することにより、葉が徐々に移動していくのです。

このときに、痛みを感じる物質が分泌されるため、アイライナーの装着時に痛みを感じることが多いです。

痛み自体は葉の動き出しが最も痛く、その痛みは時間と共に軽減されていきます。
また、痛みにも個人差がありますが、インビザラインは歯を徐々に動かしていくので痛みは感じにくいと思います。

アイライナーの着脱時

アイライナーは歯の移動後の形に似合わせて設計されているので、新たなアイライナーに変えたときにはとても違和感を感じ痛むことがあります。

また、アイライナーにはアタッチメントと呼ばれる小さな突起物がついており、これは歯の移動を助けてくれます。このアタッチメントがアイライナーを取り外したり、装着したりするときに引っかかってしまい、一瞬歯に痛みが走ることがあります。

アタッチメントの接触時

アタッチメントについては上記に似て説明しましたが、そのアタッチメントが頬に引っかかることで、歯ではなく頬の内側を痛めることもあります。

また大きさは3mm〜5mm程度で、アタッチメントを付けるとアイライナーの取り外しが難しくなることもあるので、その際に無理に外そうとして頬を傷つけ、口内炎になってしまう事もあるので注意が必要です。

ゴムやIPRによる処置を施したとき

インビザラインによる歯列矯正において顎間ゴムやIPRという処置を施すことがあります。

まず、顎間ゴムというのは、ゴムの伸縮性を活用して歯を移動させる方法で、治療を効率よく進めてくれます。しかし、ゴムがかかっている歯が痛むことがあったり、口の動きにくさがあったりします。この痛みは時間の経過と共に軽減されていくことが多いです。

IPRとはスペースを作るために歯の間をヤスリで削る処置のことです。なぜこのような処置を施すかというと、歯の大きさが大きいときにIPRをすることで歯を移動させるスペースを作り出すためです。削るときは痛むことはあまりないのですが、削った後歯がしみることがあります。

インビザラインによる痛みへの対処方法とは？

上記において痛みについて解説してきましたが、ここでは、そんなインビザラインの痛みへの対処法についてみていきましょう。
ちなみに痛みへの対象方法もいくつかありますが、今回は厳選して4つほど紹介させていただきます。それは以下の４つです。

• 鎮痛剤を飲む
• マウスピースを変えてみる
• できるだけ長時間つけておく
• 医師への相談

以上になります。
詳細については、それぞれトピックスに分けて解説していきます。

鎮痛剤を飲む

アイライナーの交換やIPRや顎間ゴムなどの処置によって歯が動き、痛みが発生するときは鎮痛剤を飲むことで痛みを軽減させることができるでしょう。

しかし、鎮痛剤の痛みを軽減させる効果は、場合によっては歯が移動する力までも抑えてしまうこともあるので、多用することはおすすめできません。

アイライナーを変えてみる

アイライナーを装着して生活しているときに若干の痛みや違和感を感じるときや交換したばかりのアイライナーに強い痛みを感じる際には、アイライナーを変えてみると効果的かも知れません。

特に、交換したばかりのアイライナーは痛みを感じることが多いのです。その対処としてひとつ前のアイライナーに付け直し、改めて新たなアイライナーをつけたことで痛みが軽減されたと言う事例があります。

そのため、様子を見てみると良いかも知れません。

できるだけ長時間付けておく

アイライナーの装着は場所や治療計画によって多少の誤差がありますが、最低でも基本的に1日20時間は装着しておかなければなりません。しかし、歯の動きは個人差があるので、しっかりと20時間付けていても歯がなかなか動かず、アイライナーを付けるたびに痛むという人もいると思います。

そんなときには、いつもよりも長い時間アイライナーを付けてみてください。長時間付けることで歯も動きアイライナーの形に歯が馴染むようになるので、装着時間を増やしてみると良いかも知れません。

医師への相談

最終手段になるのですが、耐えがたい痛みが続くのであれば、医師への相談をおすすめします。

仮に、治療を進めていく上で何かの手違いで歯の動きが治療計画と異なる場合には、治療計画の変更も検討する必要もあるので、自分ではどうしようもできないときは医師へ相談してみましょう。

医師も人間なので、ミスがないとは言い切れないので、違和感を感じたら大したことはないと放置をせずに、受診してください。

インビザラインの痛みについてよくある質問

最後にここでは「インビザライン・痛み」に関するQ＆Aについて、とくに多いものを厳選して紹介します。

Qインビザラインの痛みは生活に支障が出ますか？

A一概に出ないとは言えませんが、他の歯列矯正に比べると痛みはそこまでない傾向にあります。
しかし、場合によっては食事ができないほど傷むこともあるので、その際は医師に相談しましょ　う。

Qインビザラインの痛みから話せないことはありますか？

Aほとんどありません。アイライナーは1mm以下のものであり、歯だけを覆うものなので、通常時と同じように会話することができます。

Q虫歯があると痛みは発生しますか？

A一般的にインビザラインを始めるに当たって、虫歯の治療を済ませておくことが必要です。しかし、多くの場合、インビザラインと虫歯の治療は同時並行に行なえます。また、同時に治療することで新たな痛みが発生することは基本的にありません。

インビザラインの痛みには対処法がある

いかがだったでしょうか？

インビザラインの痛みとその対処方法についてまとめましたが、やったことないことにチャレンジすることは常に不安が付きものなので、しっかりと事前に調べておくことが大切です。

インビザラインについて不安があるという人は、無料カウンセリングを実施しているWITH DENTAL CLINICへ相談してみましょう。施術メニューもいろいろあるので、ぜひ自分に合った方法を試してみてください。

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