公開日: 2023年4月11日
ホワイトニングの効果とは？持続期間や回数についても解説
「歯の黄ばみが気になる」鏡を見た時に、何気なく歯を見て黄色いな、と感じたことはないでしょうか。歯が黄色いのは気になるけど、どうすればいいのかわからない、という人もいます。
「歯が黄色く感じるだけで歯科医に行くのは…」など、ためらう人も少なくありません。実際には、歯が黄色いと感じたら、歯科医でホワイトニングをしてもらうのがおすすめです。
なかなか忙しくて歯科医には行けないという人には、ホームホワイトニングがいいでしょう。本記事では、ホワイトニングとはどんなものなのか、効果やホワイトニングの種類について詳しく解説します。
＼どんな治療内容？料金はいくらかかる？こちらを要チェック！／
ホワイトニングの効果とは？
ホワイトニングの効果とは、その名の通り歯を白くするというものです。実際にどの程度歯が白くなるのかというと、個人差があるため、はっきりということはできません。
しかし、なんとなく「ここまで白くなりたい」というイメージがあるのではないでしょうか。ホワイトニングの効果はどの程度なのか、どのくらい白くなることを希望しているのかは、カウンセリング時に歯科医師に話をしてみるといいでしょう。
歯が着色する理由
歯が着色する理由は、色の濃い食物を摂取するからです。たとえば、コーヒーやカレーのような黄色の食物には濃い色の色素が含まれていて、その色素が歯の表面を覆っているペリクルと結びつくことで、着色の原因となる「ステイン」を呼び寄せることとなります。
そのため、濃い色の食べ物を摂取することで黄色く着色して見えるのです。本来であれば歯を守ってくれる良い物質である「ペリクル」ですが、着色の原因にもなるので注意が必要といえるでしょう。また、一見して明らかに色が濃いい食べ物や飲み物であれば注意することができます。
しかし、豆腐製品のような白い食べ物は「大丈夫だろう」と、案外気にしないものです。そのため、十分注意しなければなりません。とくに大豆製品に含まれる「イソフラボン」も、着色の原因の一つです。
歯が白くなる仕組み
ホワイトニングをすると歯が白くなりますが、なぜ白くなるのかその仕組みが気になるところです。ホワイトニングで歯が白くなるのは、使われている薬剤に過酸化尿素や過酸化水素が含まれているからです。
過酸化尿素や過酸化水素は、色素を分解する働きがあり、黄色い着色汚れを透明にしてしまうことができます。また、着色汚れだけでなく、歯の中の色素も分解してしまうので、歯をより白く見せることができます。
そのほかにも、歯を覆っているエナメル質を光の乱反射を利用して白く見せることができ、これらの効果が合わさることで白く美しい葉を実現できます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、その名の通り自宅でできるホワイトニングです。自宅でできるため、「歯医者に通う時間が取れない」という人には、おすすめの方法といえるでしょう。ここでは、ホームホワイトニングの効果やメリットを見ていきましょう。
やり方
ホームホワイトニングにはいろいろなやり方がありますが、一般的なのはマウスピースやジェルを使って歯を白くするというものです。
マウスピースにホワイトニング薬剤であるジェルを入れて、歯に装着します。ホームホワイトニングに使うジェルは、だれでも使いやすいようになっていて、歯磨き粉のような感覚で使うことができます。
効果
ホームホワイトニングの効果は、すぐには表れません。「ホワイトニングをしたら翌日には白くなった」などということはないです。
ただし、続けることで効果が出てくるのが特徴です。使用する薬剤の濃度は病院で使うものよりも低く設定されているので、安全性に関してもよほどでない限り問題はないでしょう。また、色の濃い食べ物や飲み物を避けることで、ホワイトニングの効果を長持ちさせることができます。
メリット
メリットとしては、「自宅でケアができる」という点です。毎回歯科医院に通う必要がないため、なかなか休みが取れない、という人にはおすすめです。
また、効果が長続きするのも、ホームホワイトニングのメリットといえるでしょう。自分のペースでできるため、面倒な時はちょっと休憩、ということもできます。無理なくケアできるのが、ホームホワイトニングの魅力です。
ただし、ホワイトニングの回数や時間はきちんと守るようにしましょう。また、毎回通院するわけではないため、初期費用としてマウスピースさえ作成してしまえbな、あとは薬剤の料金くらいのものです。懐に優しいのが、長く続けられるコツといえるでしょう。
デメリット
デメリットとしては、定期的に自分自身でケアを続けなければならないという点です。毎回ホワイトニングをするのが面倒、という人には向いていません。また、マウスピースは毎回2時間程度つけっぱなしにしておく必要があり、その間はいんじょくができません。
そのため、うまく時間を選ばないと、ホワイトニングが失敗してしまうかもしれないというリスクがあります。マウスピースを装着している2時間の間は、飲食だけでなく眠ることもできず、しゃべりづらいのもデメリットといえるでしょう。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で施術できるホワイトニングです。ホワイトニング剤の濃度が高めで、ホームホワイトニングではできない速さで歯が白くなるでしょう。ここでは、オフィスホワイトニングの効果やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
やり方
オフィスホワイトニングは、有資格者にしかできないホワイトニングです。使用するホワイトニング剤の濃度も高く、病院以外の場所では扱えません。まずはカウンセリングから始めて、どの程度歯を白くしたいのかなど、しっかり希望を伝えるといいでしょう。
効果
オフィスホワイトニングは、一般的にホームホワイトニングよりも素早く効果が出るとされています。オフィスホワイトニングは、過酸化水素を薬剤として使用していて、それに加えて特殊な光を照射することがあります。
薬剤と光によってホワイトニングの効果を高め、ホームホワイトニングではできないほどの早さと効果の高さを実感できるでしょう。即効性は高いものの、1回で満足のできるしさを取り戻せるかといえばそのようなことはなく、4～5回程度続けて通うのが一般的です。
メリット
オフィスホワイトニングのメリットは、即効性の高さです。「とにかくすぐに色を白くしたい」という人にはおすすめといえるでしょう。また、歯科医に施術してもらえるため、安全にホワイトニングが行えます。また、色むらなどが出ることも少なく、施術が短時間で終わるのもメリットといえるでしょう。ホームホワイトニングでは2時間程度飲食もできませんが、オフィスホワイトニングの施術時間は30～60分程度なので、ちょっとした空き時間に施術することが可能です。施術前には口腔内の診察も行うので、虫歯や歯周病が見つかりやすいというのも、ポイントです。
デメリット
オフィスホワイトニングのデメリットとしては、費用が大きくかかるという点です。ホームホワイトニングは安価で済みますが、オフィスホワイトニングとなると1回で5万円前後かかることも珍しくありません。
費用がかかる割には、色が後戻りすることも早いのも、デメリットといえます。また、口の中の状態によっては、すぐに施術が受けられないこともあります。
＼どんな治療内容？料金はいくらかかる？こちらを要チェック！／
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングのいいところを切り取ったような方法です。そのため、「一番いいのではないか」と感じる人もいるでしょう。ここでは、デュアルホワイトニングの効果やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
やり方
まずは歯科医院でオフィスホワイトニングをおこない、即効性のある施術を受けます。その後は、歯科医院で薬剤を処方してもらい、自宅でホワイトニングをおこないます。
費用相場としては5万円から8万円程度であり、ホームホワイトニングだけをするよりは高額になりますが、オフィスホワイトニングだけをおこなうよりは安くなります。
効果
デュアルホワイトニングをおこなうことで、即効性のあるオフィスホワイトニングである程度歯を白くし、そのあとはホームホワイトニングをおこなうことで歯の白さを持続することができます。
そのため、効果としては約1～2年程度続くとされています。ただし、ホームホワイトニングのやり方や持続期間にもよるので、一概にはいえません。
メリット
デュアルホワイトニングは、短期間で即効性のあるオフィスホワイトニングと即効性はないものの持続力のあるホームホワイトニングを組み合わせています。
そのため、即効性があり、なおかつ持続力があるのが大きなメリットといえるでしょう。また、オフィスホワイトニングの後にホームホワイトニングをおこなうことでその白さが持続しやすくなり、自然な白い歯を目指すことができるでしょう。
デメリット
デメリットとしては、ほかのホワイトニングだけに比べると、どうしても費用が掛かってしまうという点です。また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングをおこなうため、通院が面倒というのもあるでしょう。
何より、ホワイトニング剤によって知覚過敏が起きやすく、2種類のホワイトニング方法を並行して行うことによって、より知覚過敏のリスクが上がることは把握しておきましょう。
サロンでのホワイトニング
ホワイトニングは、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングのほかに、サロンで受けられるホワイトニングがあります。ホワイトニングサロンという言葉を聞いたことがある、という人も多いでしょう。
ホワイトニングサロンは、歯科医院でのオフィスホワイトニングよりも痛みがなく、安いのが特徴といえます。とはいえ、通う回数によってはオフィスホワイトニングが良かった、という場合もあるため、よく考える必要があります。
やり方
ホワイトニングサロンは歯科医院とは違うので、スタッフがお客の口の中を触ることはありません。つまり、自宅でするようなホームホワイトニングと似ている部分があるといえるでしょう。やり方としては、まずスタッフによるカウンセリングを受けます。
カウンセリングが終わったら、うまくホワイトニングの効果を引き出すために歯みがきや超音波危機による歯のクリーニングをおこないましょう。
歯がきれいになったら、ホワイトニング剤を歯に塗って、LEDライトを照射します。最後に浮き上がってきた汚れを取るために、仕上げの歯みがきをおこなってください。歯に塗ったホワイトニング剤も、この時に一緒に歯みがきで落としておきましょう。
効果
ホワイトニングサロンの効果は、オフィスホワイトニングほどの効果は出せません。なぜなら、使用する薬剤が違うからです。オフィスホワイトニングの場合は、歯の中から白くする効果がありますが、ホワイトニングサロンの場合は、歯の表面についた汚れを浮かせて落とす形になります。
ホワイトニングサロンの場合は、もし間違って飲み込んでしまっても大丈夫なように、飲み込んでも体に大きな影響のない食品添加物で作られているのです。
メリット
ホワイトニングサロンのメリットは、費用が安く済むところです。オフィスホワイトニングをすると2万～5万円かかりますが、ホワイトニングサロンは、1回あたり大体5千円前後です。
安いので通いやすいのが、利点といえます。また、オフィスホワイトニングとは違って、ホワイトニングの時に刺激が少なく、痛みがないのもポイントといえるでしょう。
デメリット
ホワイトニングサロンのデメリットは、歯科医院とは違うので資格を持った医師や歯科衛生士がいないところです。そのため、結局ホワイトニングは自分でやることになります。歯磨きやホワイトニング剤の塗布だけでなく、色の違いの確認なども、自身で確認しなくてはなりません。
ホワイトニング効果を長持ちさせるには
ホワイトニング効果を長持ちさせるには、いくつかの注意事項があります。いくらホワイトニングをして歯を白くしたとしても、すぐに色が後戻りしたのでは意味がありません。
とくにオフィスホワイトニングはほかのホワイトニング方法と違って、色が後戻りしやすいという特徴があるため、注意が必要です。
ホワイトニング効果を長持ちさせるためにどのような点に気を付けるべきなのかを、詳しく解説します。ホワイトニングの後には、きちんと確認しておきましょう。
毎日続ける
ホワイトニングの効果を長持ちさせるには、毎日続けることが重要です。とくにホームホワイトニングであれば続けやすいので、毎日決まった時間に決まった手順でホワイトニングをすることを習慣化するといいでしょう。
デュアルホワイトニングを選択した人も、しっかりと自宅でのホワイトニングをするようにしましょう。オフィスホワイトニングは難しいですが、ホワイトニングサロンも短いスパンで定期的に通うのが望ましいです。しっかり汚れを落としてきれいにするだけでなく、その効果を長持ちさせることが重要です。
焦りは禁物
「色が白くならない」「効果が全然感じられない」など、ホワイトニングをしているとどうしても白くならないと焦ってしまう場合があります。しかし、焦りは禁物です。即効性のあるオフィスホワイトニングでも2～3回続けてようやく効果が表れるという人もいるからです。
もちろん、1回目から効果を得られる人もいますが、全員というわけではありません。効果が表れるのが遅いホームホワイトニングであれば、なおさら焦ることなくじっくりと構えておきましょう。
ホワイトニングサロンであっても、すぐに白くなって効果が劇的に表れるというものではないため、注意が必要です。毎日続けていれば、やがて少しずつではあっても歯が白さを取り戻せます。
色の濃い飲食物に注意
ホワイトニングをした後には、色の濃い飲食物に注意しなければなりません。色の濃い食べ物や飲み物は、ホワイトニングした歯には大敵です。
もちろんずっと食べたり飲んだりしてはいけないというわけではなく、ホームホワイトニングの場合はホワイトニングを実施してから1～2時間程度は、やめておくのがおすすめです。オフィスホワイトニングの場合は、施術後48時間程度早めておきましょう。
歯を白く綺麗にしたとたんにまた黄ばみを戻したくないなら、色の濃い飲食物はやめておくといいでしょう。ただし、色は白くても大豆製品にも歯に着色を促すような成分である「イソフラボン」が含まれているので、大豆製品にも注意しておくのがおすすめです。
もちろん、納豆や豆乳にも注意が必要です。「色が白ければ着色をしない」と思ったら大間違いです。ホワイトニングの後の食事は十分注意してください。
施術後30分は飲食しない方がいい
オフィスホワイトニングをした後は、30分程度飲食はしない方がいいでしょう。また、食事をした後には、すぐに歯磨きをするようにしましょう。
食後にすぐに歯磨きができないときなどは、水でうがいをするのもおすすめです。少し口の中を湿らせる程度でも全然違うので、歯磨きやうがいがすぐできないという人は、水で口の中を湿らせておきましょう。白くなった歯を長持ちさせるためには、きちんとケアをすることが重要です。
ホワイトニングができない人
ホワイトニングは、だれにでも受けられるというわけではありません。中には、ホワイトニングを受けることができない人もいます。基本的に、ホワイトニングは18歳以上であり、なおかつ歯や歯肉が健康であれば問題ありません。
多くの人がクリアしているこの条件をクリアできない人は、ホワイトニングが受けられないということになります。具体的には、重度の歯周病がある人は、ホワイトニングを受けることができません。虫歯があるという人も、ホワイトニングはできません。
そのため、オフィスホワイトニングの場合は、施術前に口腔内のチェックをして、虫歯や歯周病を調べることになります。また、呼吸器に疾患がある人や知覚過敏の人、エナメル質にヒビがある人も受けられません。
オフィスホワイトニングで使用する薬剤は、刺激が強いためです。無カタラーゼ症がある人は、ホワイトニング剤に含まれる物質が分解できない可能性が高いため、危険があってはいけないのでホワイトニングを受けられないでしょう。
妊婦や授乳中の人は、胎児や赤ちゃんへの影響が不明のため、安全性を考慮して施術はできません。
セルフホワイトニングで効果を長持ちさせよう！
歯を白く美しくしたい、そう考えている人は多いでしょう。そういった人には、ホワイトニングがおすすめです。とはいえ、ホワイトニングにもいくつか種類があるので、どの方法が自分に合っているのかを確認しておく必要があります。
自分に合っている方法から試さなければ、長続きさせることはできないでしょう。今回は、ホワイトニングの種類や効果について、詳しく解説してきました。
ホワイトニングが気になっているけどどこで受ければいいかわからないと迷っているのであれば、WITH DENTAL CLINICがおすすめです。
WITH DENTAL CLINICには多くの施術メニューがあるため、自分に合ったメニューを選ぶことができるでしょう。無料のカウンセリング予約も受け付けているので、ホワイトニングは初めてで不安、という人もぜひ、予約して木になることを相談してみてください。
＼どんな治療内容？料金はいくらかかる？こちらを要チェック！／
WEBで予約
LINE相談