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公開日: 2023年3月29日

インプラントの寿命はどのくらい?寿命の延ばし方と寿命がきた時の対処法

インプラントは他の治療よりも寿命が長いという話を聞いたことがある人も多いと思います。

すると、気になるのがインプラントの寿命年数でしょう。

インプラントの寿命はどの程度なのか、インプラントの寿命を延ばすにはどうしたらいいのか、寿命がきたらどのように対処すればいいのか、など知りたいことが多くある方もいるのではないでしょうか。

本記事では、

  • インプラントと他の治療での寿命年数の違い
  • インプラントの寿命を延ばす具体的な方法
  • インプラントが脱落した時の対処法

を解説していきます。

なるべく長く快適に、インプラントを使えるようにしていきましょう。

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インプラントの寿命はどのくらい?

インプラントの寿命はどのくらい?

自分の歯を失ったときの治療の選択肢としてあるインプラント治療。
自費治療だからこそ、インプラントの寿命が気になると思います。
ここでは、入れ歯やブリッジの寿命とも比較し解説していきます。

インプラントの平均寿命

インプラントの平均寿命は一般的に約10年~15年です。

顎の骨とインプラント本体との結合が外れ、グラグラした状態がインプラントの寿命、脱落となります。

厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のためのQ&Aの中に、インプラントの平均寿命に対する以下の報告があります。

いわゆる埋入したインプラントが何年間口腔内で残存・機能するかという問いには(いわゆる寿命)、現在の研究報告を見る限り適切に回答することは困難である。加えて、インプラントの残存率は埋入部位および埋入条件により異なるが、システマティックレビュー等を参考にしたところでは部分および全部欠損症例における 10~15 年の累積生存率は上顎で約 90%程度、下顎で 94%程度である。また抜歯即時埋入や骨移植を伴った埋入では若干生存率が下がるものの 87~92%程度である。

引用:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のためのQ&A

また、補足になりますが、現在主要なインプラントメーカーであるストローマン、ノーベルバイオケア、アストラテックの3社を比較した、「スウェーデン保険庁の報告」によると「9年間生存率は3社で差がない」との結果でした。

そして、ストローマン社が公式発表しているインプラント生存率に関する報告では、

  • 10年間のインプラントが脱落せずに残っている割合は全体の98.8%
  • 5年生存率と10年生存率ではほぼ変わりない

との結果が出ています。

参照:スウェーデン保険庁の報告

ただし、この寿命はインプラントを大切に使っていた場合の年数になります。

適切な使用をしなければ、平均寿命よりも早く脱落してしまう可能性が高いことを覚えておきましょう。

入れ歯やブリッジと比較

治療の種類寿命
入れ歯約3年~5年
ブリッジ約7年~8年
インプラント約10年~15年以上

入れ歯が寿命を迎える原因には以下のようなものがあります。

  • 顎の骨が痩せてしまう
  • 人工の歯がすり減ってしまう
  • 新たに歯が抜けてしまう
  • 入れ歯が壊れる

そして、ブリッジが寿命を迎える原因には以下のようなものがあります。

  • 土台にしている歯の虫歯
  • 土台にしている歯が抜ける
  • ブリッジが壊れる

なぜ、入れ歯やブリッジがインプラントよりも寿命が短いのかというと、インプラントと違って他の歯の負担になっているからです。

例えば、部分入れ歯の場合、固定のために隣の歯に金属のフックをかけます。また、ブリッジは両隣の健康な歯を削って土台として使います。

よって、インプラント本体だけで咬めるようになるインプラント治療と異なり、入れ歯やブリッジは寿命が短いのです。

インプラントの寿命を縮める原因

インプラントの寿命を縮める原因

一般的に10年以上もつインプラント。

しかし、10年以内に寿命を迎える方もいらっしゃいます。

ここでは、インプラントの寿命を縮める原因を解説します。

喫煙習慣がある

1本でも喫煙習慣がある人は、ない人に比べてインプラントの寿命が縮まります。

原因は、タバコの中に含まれるニコチン。

ニコチンは歯や歯の周りの血管の流れを悪くします。

すると、歯ぐきやインプラントを支えている骨の免疫力が下がり、インプラント本体と結合している骨が細菌に感染しやすくなります。

そしてインプラントの脱落を招くのです。

また、細菌感染を伴うとインプラント周囲炎という歯周病に似た症状が生じます。

最悪なことに、インプラント周囲炎は一般的な歯周炎に比べ悪くなる速度が早いことが知られています。

よって、喫煙習慣のある人はタバコの吸っていない人に比べインプラントの脱落リスクが高くなり、寿命を縮める原因になります。・・・・

糖尿病を患っている

糖尿病を患っている、特に血糖コントロールがされていない状態だとインプラントの平均寿命が縮まります。

その理由として、

  1. 免疫力が落ち感染リスクがあがるから
  2. 骨が吸収されやすいから

の2つが考えられます。

免疫力が下がると、インプラント体の周りの細菌感染に打ち勝つことができなくなり、インプラント周囲炎を引き起こしやすくなります。

そして、インプラント周囲炎は悪化するとインプラントの脱落につながります。

また糖尿病の方は、骨の構造を支える成分が劣化しやすいのが特徴です。

よって、糖尿病がない人よりも骨の吸収が速く進んでしまいます。すると、インプラント本体を支えている骨が少なくなりインプラント脱落につながってしまう恐れがあります。

歯ぎしりや嚙み合わせの偏り

インプラントを含む歯ぎしりや、かみ合わせの偏りもインプラントの寿命を縮めます。

インプラントだけでなく、ブリッジも入れ歯でもそうですが、余計な力がかかってしまうと劣化しやすくなるからです。

また、強すぎる力がかかっている部位の骨は次第に吸収していきます。すると、インプラントを支えている骨の吸収につながり、最悪の場合抜け落ちてしまいます。

定期検診に行っていない

定期検診、いわゆるメンテナンスにいかないとインプラント周囲炎になりやすくなるため、歯の寿命は縮まります。

自宅での歯ブラシが、どんなに上手にできる人でも必ず磨き残しがあります。

特に、歯ブラシでは届かない部分の汚れは放置してしまうと歯石という細菌の塊に変わります。そして、その細菌が原因となり、インプラント周囲炎になってしまうのです。

先述した通り、インプラント周囲炎になるとインプラント本体と結合している骨が吸収してきてしまいます。

すると、インプラント本体を支える土台がなくなり抜け落ちてしまうでしょう。

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インプラントの寿命を延ばす方法

インプラントの寿命を延ばす方法

少しでも長くインプラントの寿命を延ばすために、患者さん自身ができることがあります。

注意したい4つのポイントを知り、快適にインプラントを使用しましょう。

禁煙する

1日に何本もタバコを吸うヘビースモーカーの人にとっては胸が苦しい話かもしれませんが、インプラントの寿命を延ばすには禁煙をしましょう。

喫煙本数が多いほど、インプラント本体と骨が結合しづらくなり手術の失敗につながります。

せっかくインプラント治療をしようと決めたのであれば、禁煙をした方がインプラントの不具合で悩むこともないでしょう。

一人で禁煙するのが不安な場合、医療機関によって禁煙外来があるので探してみてもいいかもしれません。

血糖コントロールを行う

もし糖尿病を患っていたとしても、医師の指導のもと血糖コントロールがしっかり行われていれば、長くインプラントを使用できます。

糖尿病は高血糖であるほど、脱落のリスクが高まり、インプラントの平均寿命を縮めます。

従って、糖尿病を患っている場合は、リスクを軽減させるために、しっかり通院し、医師から適格な指示を受けましょう。血糖コントロールがしっかりしており、血液検査の結果がよければインプラント治療を受けられます。

歯ぎしりや噛み合わせの偏りを減らす

インプラントは人工的な材料であるため衝撃に弱いです。

そのため、歯ぎしりやかみ合わせの偏りがあると、インプラントに余計な負荷がかかってしまい、被せものやインプラントの部品の破損にもつながります。

歯ぎしりやかみ合わせの偏りを減らすには、マウスピースを使用するなどして、対策をしていきましょう。

定期的なメンテナンスを受ける

毎日のセルフケアでは落とせないインプラント周囲の汚れを落とすのに定期的なメンテナンスは重要です。

メンテナンスが不十分だと、インプラント周囲炎のリスクが高まります。

インプラントは顎の骨の中に埋め込むだけが治療ではありません。

インプラントが口の中にある以上、定期的なメンテナンスと一生付き合っていかなければ寿命を延ばすことはできないことを覚えておきましょう。

もしインプラントの寿命を迎えた時(脱落したとき)の対処法

もしインプラントの寿命を迎えた時(脱落したとき)の対処法

インプラントが寿命を迎え脱落した場合、注意したいポイントがいくつかあります。ここでは、脱落したときに行なうべき対処法を紹介します。

すぐに歯科医院に連絡する

脱落したら、なるべく早くかかりつけの歯科医院に連絡しましょう。

インプラント本体が抜け落ちてしまっていた場合、脱落した部分を放置してしまうと細菌感染の原因になります。

また、部品が取れてしまった状態で放置するとさらなる破損を招く可能性もあります。

インプラントが脱落してしまって歯科医院に連絡する際、どのような状態なのかも含めて話をし、適切な対処をするようにしましょう。

寿命を迎えた(脱落後)に可能な治療方法

口の中の状態が問題なければ、基本的にインプラント再手術になります。

ただし、インプラント手術するにはデメリットが多すぎるケースは、ブリッジや入れ歯を検討しなければいけないこともあるでしょう。

再手術をする

インプラントの上の被せものや、部品の緩みの場合は、一部分を作り直したり修理するだけで、また使えるようになります。

しかし、インプラント本体が顎の骨から脱落してしまった場合は、再手術が必要です。

一般的に、インプラント治療には約5年から10年の保証期間が設定されています。詳しい保証年数や条件は歯科医院によって違いがあるので、インプラント治療の際に説明された内容を確認するようにしましょう。

また、インプラント保証は、保証適用の条件があるため、全員が受けられるものではありません。

例えば、

  • 担当歯科医師から指定された定期メンテナンスを受けていない
  • 保証対象外の歯科医院で治療を受けた
  • 故意または重大な過失による破損
  • 禁煙指示があったにも関わらず喫煙した

上記のような場合は、保証が受けられない可能性があります。

インプラント保証適用の条件も、歯科医院によって異なる部分があるので、必ず治療をしてもらった歯科医院に確認しましょう。

入れ歯やブリッジにする

インプラントをする部位の骨の状態が良くない、再度インプラント治療をするにはリスクがある場合は、ブリッジや入れ歯を選ぶ必要もでてきます。

歯科医師と相談し最適な治療を選ぶようにしましょう。

脱落したインプラントの保管方法

脱落したインプラントや部品は、場合によっては再利用できる可能性もあります。

ティッシュペーパーに包んで保管しておくと、間違えて破棄してしまう可能性があるので、プラスチックのケースに入れるなど工夫しましょう。

まとめ

インプラントの寿命はどのくらい?寿命の延ばし方と寿命がきた時の対処法のまとめ

今回は、

  • インプラントの寿命
  • インプラントの寿命の延ばし方
  • インプラントの寿命がきたときの対処法

について解説しました。

インプラントの寿命は一般的に約10年から15年になります。

なるべく長く快適にインプラントを使用するには、禁煙、定期的なメンテナンス、歯ぎしりやかみ合わせの偏りを減らす、糖尿病を患ってる人は血糖コントロールをすることが重要と解説しました。

もしインプラントが寿命を迎え脱落してしまった場合は、口の中の状態が悪くなければ再手術ができます。

また、インプラントの保証期間中かつ保証条件を満たしていれば通常の金額よりも安く再手術を受けることが可能です。

しかし、保証条件外だったり、口の中の状態がインプラント再手術には向かないと判断された場合は、別の治療が必要になります。
まずは、かかりつけ歯科医院に相談し迅速な対応を受けるようにしましょう。

WITH DENTAL CLINICでは、インプラント治療に対するささいな悩みも、無料カウンセリングや無料メールを通して専門スタッフが対応させていただいております。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

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